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ドラマを観よう。

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どうも、K’azuです。

突然ですが、皆さんは最近ドラマって観てますか?

ドラマというのは1クールが3ヶ月で大体11~13話完結が主流ですが、週イチ放送とは言えこのトシになるとなかなか時間が取れず継続して観るのが難しくなってきます。

まぁ毎週欠かさず観たいって作品も最近はそんなに現れないってのもありますが…。

こういう時に便利なのがやはり一度に数話分まとめて観れるDVDやブルーレイ。
ただこいつもわざわざまとまった時間を確保しなくてはならないので、集中して観るというのは結構ハードルが高かったりします。が、初めて観るドラマなんかだと結局これがベストな方法でしょう。

逆に何度も観ているけど、たまにふと観たくなるようなドラマだとこれが難しい。お気に入りとはいえ、内容を知っているのにわざわざ時間を作るってのもねぇ…。

そこで有効活用したいのが車移動の時間。
カーナビにDVD入れて再生すれば、退屈な運転時間も楽しい時間に早変わりなのですが…

しかしご存知の通り運転中のモニター注視は法律で禁止されてるので、DVDを視聴しながらの運転というのは基本アウトな行為。

とはいえDVDを垂れ流し状態で「注視」しなければ現状では一応セーフ。

それじゃストーリーが頭に入って来ないんじゃあないかというツッコミが来そうだけど、当然初めて観るドラマでこれはNG。下手に気になって見入ってしまうことにもなりかねません。

既に何度も繰り返し観てストーリーを分かっているドラマであれば、展開もストーリーも分かり切っているのでこういう流し見でも全然OKなのです。

もうライブDVDを流している感覚ですね。

俺は職場が家から20km以上離れているので、クルマ通勤しながらカーナビのモニターでよくDVDを流しています(観ているワケではない)。

そんなこんなで、今回は特に繰り返し何度も観たくなるお気に入りのドラマを久々のランキング形式でご紹介したいと思います。

といっても運転中の脇見を助長するわけではないので、くれぐれもそこはご了承ください。

第5位

マイリトルシェフ

2002年7月~9月にオンエアされ、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった矢田亜希子が主演のフレンチレストランを舞台にしたドラマ。思えば彼女の初主演作品だった気がする。

この作品はとにかく雰囲気が良く、演者がみんな丁寧に演じているのが良く分かる。そして流れるBGMも上品で素晴らしく、観ているとほのぼのとした気分にさせてくれるのも良い。

1話のラストで舞台となるレストランをオープンさせるので、本格的な話は2話目から。この辺がよくあるレストランものと違うところで、メンバーが揃ってレストランを新規オープン!ってノリもテンションが上がる。

ちなみにこの流れは似たような作品の『Heaven?』と同じだが、あちらはどう考えてもドラマ化に失敗しているのが惜しい(演出的に原作の良さを再現しきれていない)。原作漫画がとても面白かっただけにとても残念。

…おっと、余談でした。

また、エピソードによっては店を夏休みで閉店し、那須の老人ホームでバーベキューやったりと舞台がレストラン一辺倒にならないのも飽きが来ない。この回も「夏」って感じで好きだったなぁ…。

ただツッコミどころとしては、とにかく料理提供が遅い。これはレストランとして致命的ではないだろうか。主人公であるシェフの瀬理のスタイルがまず対面して客の話を聞いてから出すメニューを決めるというムチャクチャなもの(笑)。メインだけかと思いきや前菜からこういう流れなので、これじゃあ仕込みもなにもあったもんじゃない。

一応フォローとしては1日の予約は3組までしか受けないというのだが、果たしてそれでやっていけるのか?素人目で見てもやばそうな営業方針である(笑)。オーナーいわく高いワインが売れれば何とかなるらしいが…。

しかも尺の都合上コース料理なのに皿数が少なく、これじゃ腹いっぱいにならんじゃろと観るたびに思ったものだ。パンをたくさん食えというのか。

とまあ思い入れがあるだけに色々とぶちまけてしまったが、各エピソードもほぼ独立しているので肩の力を抜いて観れるし、オーナー兼支配人の阿部寛のキャラも面白いのでぜひオススメしたい。

余談だけどこのドラマ、オンエア前の番宣やCMやってた時から雰囲気やキャスト等が久々にツボに来た、個人的に超期待の作品でした。

当時は第4話まで観たところで翌週からイギリスに旅立たなくてはならなかった(留学なので1年以上帰って来れない)ので、5話以降が観たくて仕方なかったのを物凄く覚えています。
帰国後、DVDがレンタルショップに並んだ時は真っ先に借りに行きましたね(笑)。

そういったエピソードも含めてとても思い出深い作品でもあります。

第4位

結婚できない男

阿部寛演じる建築家桑野信介が、周囲のクセが強い仲間と織りなすコメディードラマ。マイリトルシェフに続いて阿部ちゃん続投ですが、やっぱ面白いです。しかも今度は主役。

続編である『まだ結婚できない男』も作られたが、面白さは断然1作目の方。基本1話完結のスタイルなので、好きなエピソードから気軽に見ることもできるのが良い。

その面白さはリアルタイムで観てた時、たまたま家呑みで友人と呑んでた時に流していたらその1話だけで友人がハマり、それ以降全部観たというほど。

このドラマ、とにかく阿部寛と夏川結衣の掛け合いが面白い。
今思うと桑野信介のキャラがマイリトルシェフの橘健作と結構似ていることに気が付く。どちらも独身で料理ができ、女心に疎くて偏屈と共通点が見付かる。阿部寛は普段固め(真面目)だけど、どこか抜けていてユーモアを感じさせるキャラを演じるのが本当に上手い。

また、この作品もマイリトルシェフと同じく放送されていた時期が夏だったので、作中でも夏祭りや花火なんかが出てきて「夏休み」を感じさせる雰囲気もすごくいい。

最近は暑さが異常なので嫌がられることもあるが、やっぱり夏ってのは独特のテンションが上がる雰囲気があると思う。サザン最高や。

笑えて楽しいエピソードばかりなので、ドラマでありながら独りで集中して観るというより誰かと観るのもオススメ。

贅沢な独りメシを楽しんだり人生ゲーム(復刻版)を買ったり、高い模型を買って作ったりと信介のやる事なす事全てがまさに優雅な独身貴族の様子を伺わせてとても羨ましい。

これを見るたびにもう一度独身に戻りたいなぁ…なんて思ったりも…。

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第3位

ライアーゲーム

同名の漫画が原作の、出演者たちがお互いを騙しあう心理的駆け引きが面白いドラマ。

これは続編の2もデータとして持っているけど、DVDに焼いてません。何故なら大人の事情で主役が戸田恵梨香から多部未華子に代わってしまったから。
K’azuは1作目の戸田恵梨香の可愛さにやられたので、個人的にこちらしか観ない。多部ちゃんバージョンも内容的には面白いのだけれどね。

主人公は人を疑うことを知らない純粋な少女、神崎直(カンザキナオ)。巻き込まれる形でライアーゲームという一億円争奪ゲームに参加することになる。んで、そんな純朴な主人公では欲望丸出しの他のプレイヤーにはどうやったって勝てないので、松田翔太演じる天才詐欺師「秋山深一」の協力を得て勝ち抜いていくというもの。

内容的には20名近くいる参加者同士でゲームを行い、勝者が賞金を総取りできるというもの。作中では1~3回戦まであり、それぞれ勝ち抜けできれば賞金も貰える上に安全にゲームから離脱できる。自分以外の全てが基本敵なのだが、時にはチームを組んで協力しあったりその組んだヤツに裏切られたりと駆け引きがとにかく面白い。

大抵主人公のナオがどんどん追い込まれてギリギリで秋山の助けを得て逆転するというある意味鉄板というか黄金パターン。

負けたら命を取られるいわゆる「デスゲーム」ほどではないが、基本的に一位にならなければ億単位の借金を負わされるので生きていても借金地獄というこちらもなかなか悲惨な仕様。
なぜこういうことが起きるのかというと、一位のやつが賞金を総取りするシステムなので、他の参加者は実質事務局に借金をしてその賞金を工面するようなもの。んで、その謎の事務局はいかなる手段をもってしてもカネを取り立てるという恐怖。

負けが込んでいてまず逆転はムリだろ…というところからここから俺のターン!ってのが最高にカタルシスを感じて観ていて非常に気持ちいい。
ここが一番の見どころで、秋山が得意げにタネ明かしをするシーンは必見。

それにしても、観ていると感じるが、原作者はよくこんな内容のゲームを思い付くなーと思います。そしてそのゲームにちゃんと必勝法までセットで用意されているところが凄い。
ここら辺がカイジの限定ジャンケンを彷彿とさせる。

見始めるととにかく引き込まれて、ここからどうやって逆転するんだろうとつい集中して見てしまう。んで、テンポも良いので気が付くと時間を忘れて数話分ぶっ通しで観るなんてことも。とにかく是非ご覧いただきたい。

第2位

バンビーノ

イタリアンレストランが舞台のドラマ。これも原作漫画がドラマ化したもの。

これは一言で言うと、「成長」がテーマのドラマだね。福岡のイタリアンレストランでバイトしてる大学生の主人公、伴省吾(ばん しょうご)。オーナーシェフの勧めで修業時代の仲間が東京でやっているトラットリア『バッカナーレ』を手伝うところから始まる。

この店、忙しさがハンパではなく、厨房はまさに戦場。だが徐々にコツを掴んで先輩達にも認められ、仕事に慣れた頃に「春休みの間だけ」という手伝いの期間が終わり博多へ戻る。

が、バッカナーレが忘れられずあの店で自分を試したいという決意から大学を辞め、彼女とも別れ全てを捨てて再び東京へ。

正社員として採用された際に手渡されたのはまさかのホールの制服。そう、この店では料理人志望であろうと最初はホールからスタートするのがルールなのだ。これは厨房をやるにしても大事な接客を先に極めておけというオーナーシェフの方針。手伝いの期間ではいきなり厨房に入れたので、これは特例だったということ。

そこで本意ではない配置となった伴は最初は腐りまくるのだが、徐々に気持ちを入れ替えて積極的に仕事をやるようになる。

個人的にはこのホールの仲間が凄くいい。厨房スタッフの豪華な俳優陣が演じる名前アリと違って殆ど名前が出てこないモブばかりだが(失礼)、腐ってやる気が見られない伴を怒ることなく優しくフォローしてくれるいい人たちばかり。
怒号飛び交い、時にはケリを喰らうこともある厨房とはえらい違いで、K’azuだったらこのままホールでいいんじゃないかと思ってしまうくらい居心地が良い。

まあホールもクレーマーと当たったり厨房のミスで料理出しが遅くなって客に文句を言われたりと結構ツライところはあるんだけど。

ちなみに個人的に感じるのが、現実のレストランにおいて厨房の人達は職人気質なところもあって、ホールの仕事を誰でもできるという先入観でホールスタッフを下に見てる人が結構いる。
もちろんそんな人ばかりではないが、多いのは確かだ。さすがにホール長クラスだと対等に接してくれるが、役職無しだと下手すると新人コックにも舐められる。給料も厨房スタッフの方が多めに設定されてることもこういった偏見に拍車をかけている。

以上、レストランあるあるでした。

色々と語ってしまったけど、やっぱレストランを題材にしたドラマはどこか華やかさがあって大好きだ。そしてその華やかな雰囲気はホールの人達が作り出しているといっても過言ではない。

レストランに重要なのは料理とサービス、このどちらが欠けても成り立たないのだ。

あれ…これドラマのレビューだったよね…(笑)。

第1位

信長のシェフ

漫画とかラノベで数年前に流行って今では飽和気味のいわゆる「異世界転生モノ」の類で、その名の通り平成のフレンチシェフが戦国時代にタイムスリップ(理由は不明)し、ひょんなことから織田信長の料理人として活躍するという話。主人公ケンを演じるのはKis-My-Ft2の玉森裕太。
こちらも原作は漫画で、コミックス全37巻で完結。

これも1・2とあるが、結婚できない男と違って両方とも面白いのでおすすめ。ただ、続きモノなので1から順番に観た方が良いが。原作は本能寺の変まで話が進むが、ドラマでは2クール分あっても尺が足りないので、終わり方はどこか中途半端な印象を受ける。

で、これは昔の人に現代の美味いモノを食わせた時の反応を楽しむドラマ。これに尽きる。「現代の」しかも馴染みのない「洋食」を食わせるので、その反応たるや推して知るべし。そして食った人は漏れなく皆食レポがお上手(笑)。

ちなみに例にも漏れずツッコミ所も多い。

どんな問題でも料理で解決するのがお決まりのパターンなので、時間的に余裕が無いようなシチュエーションでも料理を作らせてくれとかムチャを言ったりする。そして食べた人がその料理に使われた食材等で隠された意図を汲んで問題解決するのだが…ってどいつもこいつも察しが良すぎ。ノーヒントで正解を導き出す様はもはや名探偵の域(笑)。
あと、このテの作品でお決まりなのが、主人公がつい発してしまう横文字(「ピンチ」、「プライド」等多数)をそれを聞いた現地の人が変なイントネーションでオウム返しするのもよくあるシーンだが、こういうのはベタ過ぎて余計だと思う。

ちなみにケンは織田家の他の家臣が危機感を覚えるくらい信長に貢献している。あの働きなら城の一つくらいくれても良さそうなものだが、一つ問題を解決するとすぐに信長の次の命令(しかもムチャクチャな)が下るのでコキ使われている割にはあんまり報われていない。
一応住む家と畑はもらえたが。

若い頃はこういう時代劇チックなドラマにあまり興味なかったけど、オッサンになって改めて観るとこの群雄割拠の戦国時代ってのは各武将の色々な思惑が交錯して非常に面白い。地図を広げてあ~でもないこ~でもないと戦略を練ってるとことか、凸の形の駒を使って軍の配置を決めたりとかまるで戦略シミュレーションゲームを見ているかのよう。
それでいて「食」がテーマのこのドラマでは、ゲームでは軽視されがちな兵糧なんかにもちゃんと焦点を当てているのが良い。

とにかく織田信長役の及川光博をはじめとするキャスト陣も最初は「??」という感じだったけど、慣れて来るとむしろ合ってるように思えてくる。演技も上手いし(特に比叡山の生臭坊主役の六平直政は個人的にドハマりだと思う)、アクションも中々頑張っているので見ていて飽きない。
純粋な時代劇として見るのはさすがに違うと思うが、賛否両論はあれど「こういうもの」と割り切って観ればかなり面白いドラマだと思います。

とまあこんな感じでランキング紹介してみました。こうしてみると、原作漫画がドラマ化したというパターンの作品が多くランキングされていますね。

昨今はドラマ化について安易だとか色々と言われているけど、漫画がドラマ化するということはやはりそれだけ原作に人気があったというのは事実。それは裏を返せば設定やストーリーがある程度面白いという保証があるようなもの。

たまにキャスティングに失敗したり、ドラマオリジナルでストーリーを改悪することもあるけど、今回挙げたものに関してはどれひとつとしてそんなことはなく満足の行くものばかりでした。

元々K’azuは今回のどのドラマも原作漫画を読んだことが無いので比較はできませんが、逆にそういう先入観が無い分純粋に楽しめた気がします。ドラマから入るのも大事な要素なのかもしれませんね。

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