どうも、K’azuです。
本日は会社の営業部長の依頼で、普段取引のあるUDトラックス㈱が主催する「UDエクスペリエンスプログラム」に参加してきました。
今回はその様子をご覧ください。
UDの営業さんから9時半には本社に来ていて欲しいと言われているので、この日は自宅から直行します。
本社があるのは埼玉県上尾市。
圏央道の桶川北元ICで降りてそこからR17(この界隈での名は上尾道路)を走り一路UDトラックス㈱本社へ。
UDトラックス㈱本社・上尾工場。
今回参加のプログラムはUDトラックスの会社PRや工場見学、製品の試乗をパッケージ化したいわゆるツアー的なもの。
K’azuは普段どちらかというとホストとしてお客さんをお迎えして自社の工場を案内する側なので、今回はこちらがゲストということもあり、更に普段あまり見られない他社の工場見学とあって非常に楽しみです。
それにしても広い敷地だ…。
とりあえず本社ビルのエントランスで時間まで暇をつぶします。
こういう時でも会社ケータイに工場見学の依頼や営業がらみの電話がバンバンかかってくるのが哀しいところ。
10時になるとお呼びがかかり、バスに乗り込んでツアー出発♪
ふと窓の外を見ると、敷地内にローソンがありました。
間違いなく一般人は利用しないので、従業員の利用だけでやっていけるってコトなんでしょうね……スゲーな。
程なくして今回のプログラムの拠点となるエクスペリエンスセンターに到着。
まだ建物が新しいのか、非常に綺麗です。
向かって右手側にはトラックのキャビンの一部が展示。
こんなのがインテリアみたいに置かれてるってのも凄いセンスだと思う。
促されるまま建物の2階へ移動します。
2Fに上がると先ず目に付いたのがこの沢山の机とイスがある一画。
なんでもここでは記者なんかを集めて会見をしたり取材に応じたりと用途は色々あるらしい。
吹き抜けになっている場所から1階を覗くと何台かのトラックが展示されています。
どうやらこのエリアはトラックの展示スペースになっているようですね。
工場見学の時間まで自由行動とのことなので、せっかくだから下に降りてみました。
1Fに降りてまず目に付くのは作業着を着た人形とバン。
作業着はグレーの下地に肩から両袖にかけて赤をあしらったもので、いかにも車関連の仕事着と言う感じで中々カッコイイ。
このメタリックオレンジのトラックはQuester(クエスター)。
施設の責任者の方が説明してくれましたが、海外向けの仕様ということで横幅や高さが日本のトラックに比べてかなりデカイ。
当然日本の公道では走れませんとのこと。
そしてこちらが今回のプレゼンのメインであるQuon(クオン)。
日本語では『久遠』という表記らしい。永遠の同義語とのことで、なかなか洒落たネーミングである。
本日の目玉だけあって説明にも力が入ります。
エンジンやら運動性能やらの説明も逐一凄かったけど、個人的に一番驚いたのはこのフォアトラック。
どういうモノかというと、GPSベースの走行履歴で過去に走行した道路を記憶して最適なアクセル制御、シフト制御を可能にしている。これにより燃料消費の無駄がかなり減るんだとか。
つまり一度通った道路ならそろそろ上り坂に差し掛かるというタイミングで自動的に加速して過度なアクセルを減らしたり、頂点に近づくと次の降坂を予測して無駄な車速を抑えたりなんてことをやってのけるのである。
まったくスゴイ事を考え付くものである。
10時40分になると準備ができたとのことで、ベストと帽子を装備していざ工場見学へ。
工場内は色々と企業秘密だらけ。当然のごとく撮影禁止なため、中の様子は目に焼き付けるかのようにバッチリ見て来ました。
トラックが出来上がる工程をイチから見れて非常に興味深かったです。
やっぱり他社の工場って色々と珍しくて楽しいですね。
自分はもう見飽きていますが、ウチの会社の工場も見学するお客さんにとってはそれなりに楽しいんでしょうね。
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再びセンターに戻るとランチタイム。配られたお弁当には冷しゃぶやウナギが入ってたりと内容はかなり豪華でした。
どれも美味しかったですが、中でも徳に美味かったのはなんと卵焼き。
ひじきが入っている意外は何の変哲もないだし巻き卵でしたが、卵そのものの味がしっかりしてる感じで薄味にも関わらず激ウマ。
これはぜひ大根おろしと醤油を合わせて食べたかった…。
お昼を食べ終わると次のツアーの時間まで先程の展示場でヒマつぶし。
午後は展示場内の隠し部屋的な場所でUDトラックスの歴史を学んだり、初期のボンネットタイプのトラックを見学。
実際に運転席に座ってみましたが、このタイプは今のトラックと違ってボンネットが邪魔で非常に視界が悪い。
大型免許を持っているK’azuといえどコイツで公道を走る勇気は無いです。
その後は東京モーターショーに出たやつの見学。
なんつーか、めっちゃ近未来的なデザインで、さっきのボンネットタイプとは対照的です。
説明してくれた人いわくこれはハリボテで実際は動かないんだとか。
まあ…ちょっと攻めすぎというか、時代を先取りしすぎたデザインですよね(笑)。
そして13時半くらいになると試乗の準備ができたとのことで、いよいよトラックの試乗です。
外を見るとすでに3台のトラックがスタンバイ。クルマはどれも先程のクオンでした。
テストコース等もこれまた撮影NGのため、ここからは感想のみを。
まずオートマなのでムチャクチャ運転しやすい。
ひと昔前はオートマだと力不足といわれていてトラック=マニュアルという認識でしたが、今回その認識を完全に覆されました。シフトチェンジやそれに伴うクラッチ操作が無いだけで、安全運転に集中できるのも良いです。
更にさすがにテストコースだけあって、公道にあるミラーや標識といった邪魔なモノが一切無いためこれまたムチャクチャ運転しやすい。
特に標識はトラックのミラーと接触しやすいので気を使うんですよね…。
あとバックモニター搭載は当然として、とにかく可視範囲が広く死角が少ない。なので安全確認も容易でムチャクチャ運転しやすい(笑)。
さすがにタイヤのすぐ傍に子供が居たりするとキツいかもしれないが、それでも従来のトラックに比べると雲泥の差である。
そして最後はテストドラバーさんの横に乗ってフル加速からのバンク(傾斜付きコーナー)走行を体験。
競輪やオートレースなんかのカーブを想像してもらえれば分かりやすいが、車高の高いトラックでこれをやられると…
そのまま横転するんじゃないかという感覚に陥りめっちゃ怖かったです…。
まあ、そこはプロのテストドライバー。
安全には充分気をつけて運転してくれるので、何度もバンクを体験するとだんだん楽しくなってきます。
こうして無事試乗も終わり、これをもって全てのプログラムが終了となりました。
最後に先程のトラックの前で記念写真。帰りがけにお土産もたくさんいただきました。
今回は思ったより楽しかったし貴重な体験もできたし、仕事という名目でほぼ1日潰れたし言うことないですね(笑)♪
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