どうも、K’azuです。
本日は2月に亡くなった叔父さん(K’azu父の妹の旦那)に線香を上げるべく、長野県は上田市へ行ってきました。
当然今年のお盆は新盆だったわけですが、K’azuは残念ながら色々と予定が合わず出席は叶わず…。
息子であるイトコも気を使って暑い夏より涼しくなってから来ればと言ってくれたので、今になってようやく都合をつけて行く運びとなりました。
本日はあいにくの雨模様。
普段長野へ行くのに使っている上信越自動車道は、先日の台風19号の影響で一部(碓氷軽井沢IC~佐久IC間)が通行止めなんだとか。
通行止めの区間だけ高速降りるのはさすがに面倒なので、今回は下道でのんびり行くとします。
ちなみに本日は嫁が娘の予防接種の予約を入れていたため、連れて行きません。
気ままな一人ドライブを満喫いたします♪
下道で長野方面へ行くとなると、ここはやはり国道18号を使います。
この辺まで来ると雨はもうそんなに降っておらず視界は良好。
18号を通ると必ず目にするのが東邦亜鉛㈱の安中精錬所。
その佇まいと圧倒的な存在感は、もはやこの地域のシンボル的存在と言っていいかもしれない。
松井田まで来ると景色が一変。
高台を進むので非常に見晴らしが良くなります。
雨はすっかり上がったものの、すげぇ霧…。
とりあえず今は視界こそ遮られないけど、ちょっと心配ですね。
山岳エリアを抜けるとあれほどあった霧はすっかり無くなり、見通しが良くなります。
おぎのや横川店。
峠の釜飯が有名ですが売店とか色々と見るだけでも楽しいので、帰りに余裕があったら寄りたいと思います。
宿場町の面影を残す中山道松井田宿を通過。
いいですね…こういうノスタルジックな雰囲気はとても好きです。
色々な景色に思いを馳せることができる一人でドライブってのもいいもんですな…。
これより碓氷峠に入ります。
先程までとは景色が変わり、紅葉しかかっている木々がなかなか綺麗でちょっとテンション上がります。
以前旧軽井沢に行った時にこの道を使いましたが、確かここから長い山道が続くんだよな~。
途中見掛けた謎のお店。後から調べたら「森の雑貨屋コロボックリ」とかいうそうな…。
こんな山中に店構えて儲かるのだろうか。
…なんて思っていたら、有名な観光名所のめがね橋が見えてきました。
先程のめがね橋を過ぎた辺りから観光客らしき歩いてる人を目撃するようになる。
そうか…こういう人たちがあの店寄るのか。納得…。
中には走っているランナーの姿も。
こんな何にも無さそうな山道を色んな人が通ります。
それにしても…さっきから何か看板のようなモノをよく見かけますが、なんだろう。
「カーブ」って…ん?これもしかして…カーブの数か?
そういや碓氷峠入ってからやたらとカーブで曲がりまくっていましたが、121って…
峠を越えて軽井沢まで抜けるにはまだまだかかりそうです。
最初物珍しかった山の景色にも飽きてきたので、あといくつカーブがあるのかを考えると憂鬱になります。
カーブ169ってオイ…(笑)。
まだ続くんかい。
30分近くかけてようやく峠を抜けました。
結局カーブのラストは184でした…。帰りにまたココを通らなければと思うと今からイヤになります。
軽井沢に入ると天気が一変。快晴になります。
道路も全く濡れていないので、雨は降っていないみたいですね。
時刻は10時半。
朝メシを食わないK’azuはそろそろお腹も減ってきたので、どこか美味そうな店でもあれば入ってしまおうと思います。
これといった店が見付からず走ることそれから40分、雷電なる良さげな看板を発見。
が、一瞬の判断の迷いで入ること叶わず。残念。
そうこうしているうちにとうとう目的の上田市に入ってしまいました。
イトコんち着く前に何としてでも昼メシ食わんと…。
結局ギリギリまで店が見付からず、半ばヤケクソ気味に入ったのはこちら「サニー食堂」。
目的地のイトコの家はここから歩いて5分(笑)。
ちなみにどうしてこうまでして昼飯を食べてから向かうのかというと…
せっかくの遠出なのでメシにはこだわりたいってのもありますが、昼食がまだだとほぼ確実にイトコ宅出前か何かをご馳走になってしまうからです。
気を使わせるのも気を使うのもイヤなので。
店内に入ると、寿司屋を思わせるようなカウンターが。
おお…ちょっと高級そうでいいじゃないの。
本日は日替わり弁当を頼みました。
う~ん、なかなか豪華。これで1,100円はかなり安いと思う。
まずはエビのてんぷらをいただきます。
うん…衣がサクサクでうまい。そして油切りがきちんとされてるのか全く油っこくない。
これはメシが進みますね…。
続いてお造り。
長野県といえば信州蕎麦が定番っぽいですが、マグロもなかなか。群馬と同じ海無し県ながら鮮度も文句無し。
でもってイカ天。やわらかくて間単に噛み切れる。
こいつもサクサクでもっと食いたいと思わせる一品でした。
他にも揚げ出し豆腐や甘さ控えめの卵焼き、クリームコロッケなど美味しいおかずが満載でしたが、それらを全て完食しました。
いや~美味かった…大満足です。
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昼食タイムが終わるとすぐにイトコの家に行き、仏壇に手を合わせて来ました。
その後昔話に花を咲かせていると、気を効かせたイトコがドライブがてら新しく建てた叔父さんの墓に行こうと誘ってくれました。
道中、千曲川を通りかかると先の台風の影響で未だ増水している様子が見てとれます。
ニュースでは見聞きしているものの周囲では主だった被害もなくどこか他人事のように思っていましたが、リアルに現場に踏み入れると実感が湧いてきます。
よく見ると河川敷のブロックが無残にも破壊されています。
イトコ曰くちょうど川のカーブの位置にあるブロックは水がぶつかる衝撃に耐え切れずほぼこんな有様なんだとか。
そして叔父さんの墓参りの後もクルマで色々と案内してもらいましたが、そのほとんどが台風で被害を受けた現場をまざまざと見せ付けてくれました。
中でも、警察の方々が行方不明者(たぶん死体)の捜索をしているのを目の当たりにした時はさすがに衝撃を受けましたね…。
…とまあそんな欝っぽい場所ばかりの何なのでと、観光名所の海野宿(うんのじゅく)にも連れて行ってもらいました。
実はココも帰りに時間があったら寄ってみようと思っていたのですが、イトコいわく主要な入口となっている海野宿橋が崩落し、通行止めになってるんだとか。
松井田宿もそうでしたが、こういう宿場町的な雰囲気は大好きなのでちょっとでも寄れて幸いでした。
でもって再びイトコんちに戻ってまったりしていると、気が付くと時刻は既に午後3時半。そんなに長居するつもりはありませんでしたが、たっぷり3時間も滞在してしまいまいた。
雨もパラついてきたので、慌てて上田市を後にしました。
雨はだんだんと強まり、帰り道はもの凄い豪雨に襲われます。
国道18号は混んでいるから避けろというイトコのアドバイスに従い、浅間サンライン(正式名:浅間山麓広域農道)を通って帰ります。
40分ほど走ったところで軽井沢の辺りで18号線に合流。
確かに信号も殆ど無い上にみんな飛ばしまくるので早かったと思います。
それにしても洒落にならないくらいの豪雨。
これまた千曲川とか増水するんじゃないだろうかとちょっと心配になります。
あと雨で心配といえばもう一つ。
来るときに通ったこの碓氷峠旧道。
連続雨量が120mm以上で通行止めになるため、万が一ここが通れなくなった場合群馬に帰れなくなる恐れが…。
今回は幸い碓氷峠まで来た時には雨は大分小降りになっていたので、何事も無く通過できました。
まあ帰れなかったら帰れなかったでどっかに泊まって夜を明かすことになるので、それはそれで面白い発見があるかもしれませんね。
……
やっぱ一人で遠出っていいな♪
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