どうも、K’azuです。
10月に入りましたが、まだまだ温かい日が続きますね。
急に冷え込むと体調を崩しやすいのですが、この感じだとそういう心配はまだなさそうなのでひと安心といったところです。
そういえば8月にウチの会社で健康診断があったのですが、今年K’azuは年齢的に初めて胃内視鏡検査(胃カメラ)を受けられるとのことだったので希望してみました(胃カメラは別日なので今月)。
で…初体験の胃カメラでドキドキなのですが、実は先日人間ドックを受けた嫁がいち早く体験済。嫁曰く鼻からチューブを刺すやり方を選択したとのことで、殆ど苦しくなかったとのこと。
お気楽K’azuは『な~んだ楽勝じゃん♪』と高を括っていたのですが、よくよく聞けば今回会社が予約した病院ではチューブ挿入は口からのみとのこと。よって鼻からという選択肢はあっさりと消えてしまいました。
よってドキドキモード継続ちゅう…。
ただ救いもあって、ウチの場合鎮静剤を打って意識が朦朧としたところで挿入するのと喉の奥だけ部分麻酔を施して意識を保ったままやるかの2パターン選べるようでした。
こうなると当然ラクそうな鎮静剤の方をチョイス。
ただこちらのデメリットは検査後眠気が襲ってきたりして車の運転ができなくなるとのこと。希望するなら当然会社から病院まで歩いていかなければなりません。う~ん、めんどくさいな…。
とまあこの度初めての胃カメラで色々と感じることも多かったので、忘備録を兼ねて当時の様子をご紹介したいと思います。
そんなわけで本日会社から歩いて病院へ向かいます。外は暖かくて風もなく、いかにも散歩日和といった感じ。
病院までは歩いて約20分程。ちょっと遠いですが、これも鎮痛剤を打つほうを選択したため仕方なし。
ま、歩けない距離でもないのでのんびり行きます。
にしても、暖かいを通り越して暑いですね。
スーツの上着が黒いので太陽光を吸収し、ジリジリ焼かれていきます。歩き始めて数分でガマンできなくなり、上着を脱ぎました。
でもってようやく病院へ到着。結構キョリあったな…。
着いた頃には歩き疲れてもうヘロヘロでした。胃カメラのために前日の20時以降何も食べてないのも響きましたね。
院内に入り受付で名乗ると、名前を呼ぶので待合で少し待っててくれとのこと。
イスに座ってボーッと待っていると、看護師さんが近づいてきて検査の確認されました。
看護師さん『本日鎮静剤を打つ方をご希望とのことですが、どなたかお迎えとか来るんですか?』
K’azu『いえ…会社から歩いてきましたので、帰りも歩きます。』
看護師さん『では、会社へも歩いてこられたのですか?』
K’azu『いえ…普通に車で来ましたけど…?』
看護師さん『そうすると会社へはどなたかお迎えに?』
K’azu『(この流れ…なんかイヤな予感…)いや、クルマ置いて帰れないんで、運転して帰りますけど。』
で、ここで衝撃の一言。
看護師さん『そうですか…鎮静剤を打つとここから会社戻るのは当然として、今日一日運転ダメなんですよ。基本電車とかもダメで、どなたかの送迎が必須なんです。』
看護師さん『申し訳ございませんが、本日は部分麻酔を使用しての施術となりますね。』
K’azu『!!』
↑その時の心境。特に推しじゃないけど、善逸は表情が豊かなので画像を拝借(笑)。
そう…つまり会社から病院まで歩いて来ようが、クルマで出社した時点でアウト。
なんてこった…せっかくここまで歩いて来たってのに。
でもダメなものは仕方がない、泣く泣く部分麻酔の方で受けると伝えました。
で…しばらくして名前を呼ばれ診察室に入りました。
部屋に入るなり、あまりの緊張に震えるK’azu。
まずは看護師さんに「胃の中を綺麗にする薬」とやらを手渡され、全部飲むように言われます。
薬は小さな紙コップに入った無色の液体。絶対美味いワケないのでなるべく味を感じないよう一気に飲み干します。
…が、それでも口の中には「酸っぱい+しょっぱい」という感じでとにかく激マズな後味が残ってしまいました。
空腹にこれはかなりキツイ。
続いて凍らせた麻酔をなめろとまたも小さな紙コップ。中にはチュッパチャプスくらいの白い塊がひとつ。
口に入れるとこれも味こそしないけど、独特のライチのような舌ざわりと香りが鼻に抜ける。そして冷たい。キンキンに冷えてやがる!
看護師さんは『飴玉みたいにゆっくりなめて溶かしてね♪』と言うが、甘くないのにライチっぽい匂いなのでこれもなんかイヤだ。溶けるとドロッとしてくるし。
とても口の中で転がしてられないので、だんだん溶けたのを少しずつ喉に流し込む感じでした。
しばらくすると麻酔が効いてきたのか、徐々に口の中の感覚がおかしくなってくる。
完全に麻酔が口の中から無くなると、いよいよベッドに横になって検査開始。
もうカメラを挿入する瞬間なんかはこんな感じです(笑)。でも思ったより苦しくなくて、意外とスルッと入って拍子抜けでした。
ただ、問題はその後。
胃に空気を送り込み、膨らませるのでこれが超苦しい。また、この空気のせいでやたらとゲップがしたくなるのだが、出ないようにガマンしなくてはならない。これも地味にきつい。
地獄のような時間は延々と続き…ようやく終わりを告げる声が聞こえてきた時はマジでホッとしました。
胃にカメラを入れてから出すまで10分間くらいだと思うけど、体感的にはその倍以上に感じました。
これ、マジでもう二度とやりたくないです。次は金払ってでもラクなのやります。
ようやくすべてが終わって外へ。なんという解放感よ。
よ~し、会社戻ったら昼メシ美味いもんたくさん食べるぞ~♪
と足取りも軽やかに病院を後にしました。
そんでもって会社に戻る途中
側溝から立ち昇るドブの香りで気持ち悪くなり、その辺で吐きました。
散々痛めつけられていた胃にトドメを刺された感じですな。
―完―
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