2日目。
昨晩結構飲んで夜更かししましたが、それでも普段より寝たのが早かったので思ったよりスッキリと目が覚めました。
軽く身支度を整えると、早速朝食を食べに食堂階へ向かいます。
席に案内されると、用意されているのは期待通りの豪華な朝食。
こういう品数が多くて色々なモノをちょっとずつ味見できるのはいいですね。
どれもこれも朝の胃に優しそうなおかずばかり。
夕食の飲み物が無料なので、飲み過ぎてしまう人に配慮してこういう感じにしたのでしょうか。
この魚も美味そう。
個人的には朝食はバイキングスタイルよりもこういう和食で決まっている方が落ち着いて食べれるので好きですね。
とはいえ、やはりお子様向けメニューとなるとそこそこ重そうなモノが多かったりします(笑)。
どれも美味しかったのでほぼ完食致しました。
朝起きて間もないK’azuでもここまで食べられる、実に良い朝食でした。
朝食後は嫁と娘が朝風呂に入りに行ったので、その間K’azuは貴重な二度寝。
今日も結構な距離を運転するので、体力を温存しておかなければ。
10時になるとチェックアウトのためロビーへ。
1泊のみだったけど、前から気になっていたホテルだったのもあって帰るのが名残惜しいですね。
最後はフロントのスタッフさんにお願いして記念撮影。
夏の最後の思い出としては、まずまずといったところでしょうか。
ホテルを出発すると、山中を突っ切るルートで下仁田へ向かいます。
実は今回のプチ旅行はまだまだやりたいことがあるのですよ。
途中、道路に何かが居るのが見えました。
よく見ると、三匹の猫がくつろいでいました。
こんな道の真ん中で寝っ転がれるというのは、それくらいクルマの通りが少ないのでしょうか。
接近しても殆ど動かないので、スピードを落として恐る恐る避けて通りました。
それにしても、この山間の風景は最高ですね。
住むには不便そうですが、夏休みの田舎って感じでたまに来たくなる場所であります。
そしてここから恐怖の富岡神流線こと県道46号線。見ての通り狭い道が結構な長さで続きます。
対向車は少ないだろうけど、万が一鉢合わせてしまったら所々にある避難場所を使わないと絶対にすれ違えない。
ただ、この辺りはまだマシなほう。
真の恐怖はこの後半の細い道。これもう一方通行でいいんじゃない…(笑)?
右手は崖になっているので、素晴らしい景色が広がっていますが…
右手(運転席側)の幅はこんなもん。決して右側を走行しているわけではない。
そして恐ろしいことに、ここで立て続けに対向車が3台来ました。
運良く対向車側の方が避難場所に近かったため、向こうが下がってくれましたが、クルマの姿が見えた時にはマジで絶望を覚えました。
そんなこんなで長かった山越えルートを抜けるとちょうどいい休憩場所があったので、ようやくここでひと休み。
クルマを降りて辺りを見渡すと、ダムからの滝が流れていました。
自然溢れる良い景色ですね。
そしてこちらが先程通って来た道。改めて見るとスゲーとこ通って来たなと思う。
滝から流れる水が川を作っていたので、嫁と娘がちょっとした川遊び。
この川もめちゃくちゃ水が綺麗で、その透明度は初日見た川に勝るとも劣らない。
少し休んでリフレッシュすると、下仁田に向けて再度出発。
ここからは普通にセンターラインがある道なので安心して運転できます。
程なくしてAコープ下仁田店へ到着。
ここにクルマを置いて目的の場所まで歩いて行きます。
スマホを頼りに駅の方へ歩きます。
下仁田も昔来た事あるんですが、ほぼクルマから降りなかったのでこうして歩くのはとても新鮮ですね。
細い路地を進みます。
なんというか、昔ながらの古い町って感じで落ち着きます。気温はスゲー暑いけど。
10分程歩くとようやく見えてきました『すきやき・鍋物料理コロムビア』…。
ではなく本命はこちら『一番』。
そう…お隣のコロムビアと共に『孤独のグルメSeason7』で一気に有名になった中華料理店です。ここ一度来てみたかったんですよね。
予想通りこの暑さにも関わらず店の外には行列ができていました。
とりあえずまだ順番は来なさそうなので、列には嫁と娘で並んでもらいK’azuは一旦Aコープに戻ってクルマを回収。
そして一番指定の駐車場である下仁田町こんにゃく体験道場の無料駐車場に移動させます。
再度一番に戻ると既に入店待ちは嫁と娘だけに。
外は日差しが強烈で日陰といえどクソ暑いですが、もうすぐ入れると思うとテンションが上がります。
並び始めて30分、ようやく店内に案内されました。
当初、カウンター席で1人と2人という飛び石で席が空いていたのでK’azuだけ奥の1人席に座ろうとしました。
すると親切な3人のお客さんが席を奥に詰めてくれたので、親子3人並んで座ることができました。なんとも有難いことです。
座って落ち着いてみると、正面に松重豊のサインがあります。孤独のグルメに出た店あるあるで、みんな見える所にサイン飾ってありますね(笑)。
そして原作者の久住昌行氏のサインも(左から二番目)。
このスペースは確か何かのサイトでは2名程座れる小上がり(座席)だったはずだが、見ての通りどうやら荷物で埋もれてしまったらしい。
とりあえず名物のタンメンと餃子を2つずつ注文。恐らく娘は1人前は食べきれないので、一緒に取り皿も頼みます。
店内では孤独のグルメのおまけコーナー『ふらっと久住』に出演していた若いお兄さん(沼田さん)がワンオペで忙しく動き回っていました。気さくな人で、タイミングを見て話しかけると色々と答えてくれました。
聞けばドラマ本編で出ていた大将(先代)夫婦は足腰が弱ってしまいほぼ引退とのこと。しかし沼田さんのこだわりで、どんなに忙しくともバイトは雇わないそう。
店の雰囲気はなんとなく想像していましたが…昔とんねるずでやってた『きたなトラン』に出てきそうな感じと言えばおわかりいただけるでしょうか。
水のピッチャーがあるけど、最初の一杯はお兄さんがコップを片手で2つずつ持って流し台の水を直(チョク)で注いでました。これには嫁もドン引き(笑)。
餃子を包む沼田さん。注文が入ってから作るので、ただでさえ忙しいのにえらい手間がかかります。
作り置きしておけば大分違うのだろうけど、そこはこだわりなのか。
そして慣れた手つきでタンメンの野菜を炒めていきます。
味付けも適当に見えてもう何百・何千回と作っているので、間違いないんでしょうね。
年季の入った鍋で餃子が焼けてきました。
ちなみに他にもメニューはありますが、昼時は忙しすぎて人気のタンメンと餃子(あとビール)くらいしか受付てないそうです。スゲェ。
まずは先に出てきた餃子(450円)をいただくとします。こりゃ美味そうだ…。
うわぁ…こいつは美味い!
皮はパリパリとモチモチが混在するのはもう当然として、中身の餡がとにかく美味い。ジューシーかつ野菜の甘味がふんだんに感じられて、でかいのにいくらでも食える。
K’azuは娘とシェアしましたが席の関係上、嫁はこれを独りで一皿食べることに。
だが完食していた。それくらい美味い。
今まで食った餃子の中でマジで一番かも。
そしていよいよ真打のタンメン(650円)。
ずっと食いたかった一杯。さて…どんなもんか。
これは…なるほど、メチャ美味いわ♪
これの神髄はスープだな。野菜の旨味が溶け込んだこの絶妙なスープが食べ応えのある太麺に絡んでとにかくウマイ。
見ての通り野菜もたくさん摂れるので、ラーメン系なのに罪悪感が無いのもいい(笑)。
余程気に入ったのか、娘も汗だくになりながらガンガン食べてました。
タンメン+餃子で1,100円(税抜)というコスパの良さ、そしてこの野菜の摂取量は毎日食べてもいいくらいだと思う。というか、毎日食っても多分飽きが来ない。
決してデートで来るような店ではないけど、こんなウマイ店が近くにある下仁田の人はとても羨ましい。そしてこの味を守って継いでくれた沼田さんに感謝!
完食。スープがとにかく美味しかったので残さず飲み干したかったのですが、いかんせん店内がエアコン効いてるのかってレベルで暑い上に飲み物が基本水だけなので断念。
これ、寒い時期に来たらもっと美味しく感じたと思います。そういやSeason7がオンエアされたのは春先だったから、撮影時は恐らく冬でしょうね。
なんだかんだ大満足で一番を後にすると、帰路に着くと思いきや、もう一箇所立ち寄ります。
続いては腹ごなしに甘楽町にあるこんにゃくパークに寄ってみました。
初めて来ましたが、思ったより規模が大きくて驚き。
小さいながら観覧車まである。なんかららん藤岡を彷彿とさせますね。
パーク内では我らがヒデちゃんのパネルがお出迎え。
というか色んなメディアで言われてるけど、芸能人で群馬の代表格はヒデちゃんと井森さんからそろそろ代替わりした方が良い。
JOYやタイムマシーン3号の関も最近頑張ってるけど、トップ2が強すぎていまいち前に出きれていない。U字工事くらいになってくると安定するんですけどね。
ま…そんなことはさておき、メインの売店に入ってみることに。
想像以上に広いですね。
お土産もこんにゃくばかりではなく色々揃えていて、安心しました。
とはいっても、やはりこんにゃくは鉄板。
K’azuもこの色んな味のこんにゃくを5個買って行きました。
娘はというとゼリー詰め放題に挑戦。嫁のフォローを受けて一心不乱に詰めまくります。
ギッチリと袋いっぱいになるまでGETしました。
ただね…たくさん獲ってもらってアレだが、こういうのってあんまし食わないからなかなか減らないんだよな~(笑)。
こんにゃくパークを堪能した後は、今度こそ帰路に着きます。
あっという間の2日間でしたが、いい夏の思い出になりました。さて…来年はどこに行こうか。
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