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【冒険その179】今年の冬は水上温泉を満喫しました。

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どうも、K’azuです。

早いものでもうすぐ11月も終わり、そろそろ年末の慌ただしさが近づいてくるこの頃。この時期特有のわびしさのようなものを毎日感じています。

最近おセンチな気分に浸っているK’azuですが、この時期の楽しみと言えばそう…恒例の冬の温泉旅行があります。

今年は色々と迷った挙句、水上温泉に行くことになりました。

今回はその様子をご覧ください。

渋川市を抜けるところまでは昨年と同じ道なので、まずは上武国道を走り渋川方面へ向かいます。

メンツは相変わらずウチの家族にK’azu父、嫁の両親を加えた計6人。

今回も天気に恵まれてとりあえずひと安心。

30分ほどクルマを走らせると、景色が変わり段々と周囲に山が見えてきます。

この辺りまで来ると秘境に向かってる感が出てテンション上がるんですよね。

山道を進んで時刻は丁度12時。あらかじめ目星を付けておいた蕎麦処「壱乃蔵」へ立ち寄ります。

脇を通る県道255号が周囲に何もない平坦な一本道なので、ポツンとある感じが秘境感が出ていいですね。

店内は中々年季が入っているけど、それがまたいい雰囲気を醸し出しています。こういう店は否応なしに期待が高まります。

今回K’azuは普段のオーソドックスな麺つゆではない「うまかっぺ蕎麦」(税込1,050円)をチョイス。

この蕎麦は豚バラ肉、舞茸、野菜を煮込んだ旨味たっぷりのつけ汁が特徴で、冷たい蕎麦を絡めて食べると実に美味しそう。

うん…こりゃあ美味いわ。

石臼挽きの手打ちそばに豚バラ肉の脂をまとったつゆがよく絡んで絶品です。なんというか…母方の祖母の家でよく出た手打ちうどんのつゆを思い出します。懐かしいな。

なるほど、確かにこれはうまい+いなかっぺで『うまかっぺ』だ(笑)。

あっという間に完食。いや~久々に大当たりの一品でした。

ぜひまた来てコイツを食べたい。それくらい気に入りました。

秘境の蕎麦屋…あなどれんな。

昼食後はどこにも寄らずホテルを目指していると、チェックイン時間の15時より1時間以上早い時間に水上温泉エリアに入ってしまいました。

そのため、時間調整を兼ねて道の駅みなかみ水紀行館へ立ち寄ることに。

お土産処「満店横丁」。色々な民芸・工芸品や地元産の観光土産が所狭しと陳列されています。

色んなジャンルのお土産を取り揃えているので、見るだけでも楽しい。

とはいえまだ行きの最中、これからホテルにチェックインするのに荷物を増やすのは得策ではない。

帰りにも寄るつもりなので、今は特に何も買いませんでした。

そして到着したのが今回お世話になる「坐山(ざざん)みなかみ」

こちらは以前は水上館というホテルで、利根川の川沿いに建っています。

水上館の時も含めて初めて訪れるホテルですが、エントランスは中々立派だと思う。

エントランスを入って突き当りはガラス貼りになっていて、川向こうの景色が良く見えます。

まずはフロントにてチェックイン。

ロビーはかなり広々としており、ガラス窓から景色を眺めるだけでもテンションが上がってきます♪

ちなみにこの階エレベーターでは4階に位置していて、この奥に売店もあったりします。

そしてこちらが本日のお部屋。

多少古さを感じさせるのが気になるけど、可もなく不可もなくといったところか。

部屋の奥にはこけしが一体。

市松人形とかだったら洒落にならないけど、これはセーフ。怖くはない。

二間続きの部屋の窓際にはちょっとしょぼいけど、一応広縁がある。

良かった…これで今夜の酒を飲む場所が確保できた。

広縁からは川向こうが見えてこれがなかなかの絶景。

晴れてるのがもちろん綺麗だけど、こういう曇った感じも風情があっていい。

各々荷物を降ろすと早速席に着いて…。

乾杯!!

運転で疲れた体に染み込む酒…実にたまりませんな。

娘はもうテンション上がって踊りまくる(笑)。

ここから夕飯まで約2時間半。それぞれが思い思いにのんびりと過ごすのがまたいいんです。

一通り飲み食いを終えて小腹が満たされると、女性陣は着替えて一足早く温泉へ。

じいさま2人と俺はそのまま飲んだくれます。

温泉組が戻るとババ抜きが始まる。

このメンツだし負けても特にペナルティも無いのでイマイチ真剣味に欠けるけど、こんな時しかやらないのでK’azuも付き合う。

ジジイと孫の一騎打ち。

正月も会うとはいえ、こういう風に孫と遊べるの親父はやっぱり嬉しそう。

ババ抜きに飽きると気分転換に売店へと繰り出します。

ホテル内の売店って正直そんなに期待してなかったけど、ここのは意外と品揃えが色々あって見てるだけでも楽しい。

ふと見ると、娘が嫁父にねだって何か買ってもらっていました。

ちなみに後で何気なくホテルのHPを見てみたら、今月いっぱいでこの売店が休業になるとの案内が出ていました。

なんでもテナント業者の都合で、しかも再開目途は立たないのだとか。

やっぱり旅行に来てホテルに売店が無いのはかなり寂しいので、今回休業前にギリ利用できたのは良かったと思います。

そうこうしているうちに18時になったので、6階にある夕食会場へ。

案内された席はこちら。

畳に直に座るのもいかにもな感じがあっていいけど、椅子にテーブルというのも悪くない。恐らくこの方が車イスの客なんかにも対応し易いんでしょう。

肝心の料理ですが、残念ながらちょっと地味。

「上州麦豚」&上州地鶏「赤城鶏」の基本会席という一番スタンダードなメニューなのだが、楽しみにしていたお造り(刺身)が右手前のマス2切れのみとはいかにも寂しい。

でもってメインが豚肉というのもね…。

予算ケチったつもりはなかったけど、HPで見ると追加料金でグレードを上げる必要ないくらい豪華に見えたんだよな。

しかし自分で網で焼いた魚は美味い。

利根川鮎の一夜干しらしいけど、今回コレが一番印象に残りました。

他の料理も見た目以上にボリュームがあるので、後半のご飯ものが出てくるころには結構お腹がいっぱいに。

なんだかんだで娘も満足しているようで良かった。

でもってきっちりと完食。

あんだけ能書き垂れたクセにちゃんと満足しました(笑)。ご馳走さまです。

部屋に戻る前に誰からともなく卓球をやるかという話になったので、早速フロントで申込みます。

が、時すでに遅し。残念ながら台は全て予約で埋まっていました。チェックイン時に押さえておかないとダメだったみたいですね。

部屋に戻ると布団が敷いてあったので、恒例の場所取りが始まります。

俺は当然のように広縁の真横をキープ。これで独り呑みの後に流れるように布団に入れる。

満腹気味だったお腹がようやくこなれると、重い腰を上げて温泉に入りに行きます。

以前もこのブログで言ったと思いますが、基本K’azuは温泉街を散策したり部屋でのんびりと呑んだりする『温泉旅行』が好きなのであって温泉そのものにはあまり興味が無かったりします。

なので温泉は1回入ればもう満足。というか、最悪部屋の風呂で済ましてもOK。

夜入ったのに朝も入りに行くやつの気が知れませぬ。

エレベーターで大浴場のあるフロアに到着。

温泉はここを進んだ先と思われるが、この辺りは雰囲気が明るくていい感じです。

この辺りで採れたものなのか、大きな水晶のカタマリが展示されていました。

先程の水晶を横目に、その先にある畳張りの回廊を進む。一本道で迷いませんが、思ったより歩かされます。

窓からはライトに照らされた谷が見えてこれもなかなか風情があります。

ようやく着いた脱衣所。この先で大浴場をしばし堪能。

毎度のことながら、K’azuが大浴場を利用するこの時間帯って何故かいつもガラガラなんですよね…。個人的にはゆっくり入れていいんだけど、もしかして本来は夕食前に入っちゃうのがスタンダードなんでしょうか。

ちなみに露天風呂はこの階段を降りたところから入ります。

つまり大浴場(内風呂)からは直接行き来できないという珍しい造りなので、こちらも入るには先程の脱衣所を一旦経由しなければならない。

ちょっと気にはなりましたが、面倒くさかったので今回K’azuは内風呂しか入りませんでした。

部屋に戻るとそれぞれがスマホやゲームしてたり、はたまた10時前なのに既に寝てたりと思い思いに過ごしていました。

先ずは酒の前に乾いた喉を潤します。風呂上りに飲む冷えた午後ティー(ストレート)は格別です。

キンキンに冷えてやがる…

続いてはもちろん酒。本日最後のとっておきの時間の開幕です♪

ちなみに他の方々はほぼ寝ていました。まだ11時にもなってないのに…。

呑みながらiPadで無料で読めるマンガを読みます。この「怨み屋本舗」みたいに1つ1つの話が短くまとまっているタイプのものは読みやすくていいですね。

やっぱり独りでのんびり呑むこの時間は格別。

ただ、この日は運転やら何やらで疲れていたのか自分的にはかなり早いですが、日付が変わる前には布団に入りました。

しかし何故かそこからなかなか寝付けず、眠れたのは2時くらいだったと思います。やっぱり普段の夜更かしの習慣が響いているのか…。

そして朝。

外は快晴といってもいいくらい晴れ晴れとしています。実に気持ちがいい。

サッと身支度を済ませると、朝食会場へ向かいます。

会場内は結構な混雑っぷりに加えてこちらも6人なので席が空いているか不安でしたが、運良く奥の大きいテーブル席が空いていたので早速確保。

これでひと安心。

しかし欲を言えば窓際の席で景色を堪能したかったかな…。

K’azu’sセレクション。

今回のビュッフェスタイルでは、定番の日本人の朝食を中心に組み立てました。色々なおかずを少しずつ味わうってのがいいんです。

美味しく完食。

基本K’azuはビュッフェでは面倒くさいので、追加(おかわり)はしません。なので、最初に取ったご飯を全て食べきったらもう終了となります。

朝食を終えて部屋に戻ると、出発までまだ1時間半くらいあるのでのんびり過ごします。

でもっていよいよチェックアウト。やっぱりこの瞬間はちょっと寂しさがこみ上げてきますね。

楽しい旅行もあっという間だったな~。

恐らく来年は違う温泉エリアに行くと思いますので、今はこの水上の景色を目に焼き付けておこう。

帰り道。行に立ち寄った水紀行館へ再度寄ります。

天候に恵まれているので、昨日とは打って変わってめちゃくちゃ良い景色ですね。

ここでは会社へのお土産を購入して帰りました。

あとは前橋方面へ向かってひたすらクルマを走らせます。

途中目に付く山の景色が何とも綺麗ですね。

最後に立ち寄ったのはやっぱりここ。定番の永井食堂

いい酒のつまみになる「もつっ子」を買って帰りました。これでしばらく晩酌が楽しみです。

さて、楽しかった2日間もホントあっという間でした。

冬の温泉旅行はみんな楽しみにしている恒例イベントですが、今回はいつにもまして場所決めが遅くなってしまい、選択肢が少なくて参りました。

来年はもっと早目に計画を立てて段取りを組もうと思います。

……

あれ…去年もこんなこと言ってたような…(笑)。

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