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【冒険その184】下町の職人さんの息吹と人情に触れてきました。

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どうも、K’azuです。

本日はウチ会社でお取引のある東京のとある職人さんの元に届け物があったので、ちょうど予定が空いていてたK’azuがクルマでひとっ走り行ってきました。

この職人さん、いままで電話でしかやり取りしたことがなく直接お会いするのは初めて。電話ではいかにも職人といった頑固さは微塵も感じられず、とても気さくな印象なので会うのを楽しみにしていました。

今回はその様子をご覧ください。

四つ木料金所を降りてしばらく走ると、左手に葛飾警察署が見えてきました。

そう、職人さんが工房を構えているのは『こち亀』や『男はつらいよ』でお馴染みの葛飾区。

ちなみにこち亀の舞台である亀有は目的地である東立石から見てもっと北。時間があったら寄ってみようかと思ったけど、遠くて諦めた。

実は葛飾区はとんでもない広さだったのです。

工房の最寄りの駐車場は個人が自前の敷地を使って経営しているタイプ。運良く一台分空いていたので、無事に停めることができました。

この手の駐車場は中々珍しいとは思ったけど、この辺りは住宅街なのでむしろタイムズや三井のリパークみたいなとこを探す方が難しい。

でもってここに来るまでの道がとてつもなく狭い上に今回のクルマはよりによってハイエースなので、めちゃくちゃ神経使いました。殆どの道がすれ違い出来ないくらい狭いくせに一方通行じゃなかったりするので、対向車が来たらアウツでした。

ようやく着いたこちらが職人さんの住宅兼工房。その名も『有限会社 金子硝子工芸』さん。

ちなみに先程の駐車場にクルマを停めたことを社長(職人さん)に告げたら、ご近所さんということもあって駐車場のオーナーに交渉してタダにしてくれました。

どうせ会社の経費なんだから懐は痛まないけど、気を利かせてくれたのは嬉しい。電話での印象と違わず優しい職人さんです。

中へお邪魔すると、そこかしこに砂時計が。実はこちら『硝子工芸』と名乗っておりますが、何と砂時計のみを専門に作っています。

K’azu的には砂時計って子供の頃に持ってた記憶しかなくて、失礼ながらこれだけ作ってやっていけるのかと思っていました。しかし話を聞いてみると中に詰める砂を色々なもので作れることから、思い入れのあるモノやこだわりのモノを砕いて作った砂を使ったオーダーメイドの砂時計が主流なんだとか。

何やらロマン溢れる話じゃないですか。

それにしても今まで砂時計ってスタンダードな形のやつしか知らなかったけど、こんなにも色々な種類があるとは驚きだ。

お洒落なデザインのものはそのままインテリアに最適だし、中には平和記念イベントで作ったというウクライナ国旗をあしらった青と黄色のカラーリングの砂時計などもあったり、一つひとつにエピソードがあるのが楽しい。

また、漫画『セクシー田中さん』で有名な故芦原妃名子先生の『砂時計』のコラボ企画でも作成されたことなんかもお話していただいた。いやはや…砂時計って奥が深い。

本来の届け物の用事はとっくに終わったものの、とにかく話が尽きない。

ただ昼食時に差し掛かるとご迷惑をかけてしまうので、帰るタイミングを見計らっていると社長が気を利かせて一緒にお昼に行こうと誘ってくれました。

工房は跡継ぎである息子さんに任せて、社長自ら下町を案内してくれました。

写真ではアーケード内は殆どシャッターが閉まっていましたが、どこも下町情緒あふれる感じでいい雰囲気の町でした。

ただ、当初K’azuを連れて行こうとしていたお店がことごとく休みか満席だったため、散々歩いて辿り着いたのは一件のラーメン屋さん。

その名前は『めん処 倖佳(こうか)』

店内はほぼ満席に近かったですが、運良く二人分の席は空いていたのですぐに座れました。

K’azuが選んだのは「煮たまごつけめん」1000円(税込)。平打ちの中細縮れ麺にスープが良く絡んでウマイ。客の回転が早く、食べ終わってゆっくりするような店ではないのであまり落ち着かなかったのはちょっと残念。

ここではやはりというか社長が気前良く支払ってくださいました。実はこうなると悪いと思って昼前に退散しようと思っていたんですが…。

社長、ご馳走様でした。美味しかったです。

工房に戻ると作業場を見学。周囲には所狭しと砂時計製作に使う道具や材料が置いてあって見るだけでも楽しい。この細いガラス管が砂時計になるとはかなり驚きました。

帰り際には自慢の砂時計やお菓子(3種類も!)などたくさんのお土産をいただきました。届け物があったとはいえ、こっちが手ブラ(土産なし)で来たのが本当に申し訳ないくらい良くしていただき、感謝の一言です。

まさに下町の人情に触れた感じで、久々にいい気分で帰路に着きました。

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そして帰り道、再び高速へ。何度も利用しているけど、首都高って未だに慣れないんですよね…。

程なくして小菅JTCに差し掛かります。この辺りからK’azuの地味に好きな景色が拝めるのが嬉しい。

これこれ。この中央環状線は高速が高台にあるので、眼下に広がるこの東京の景色がたまらなく好きだ。

加えて短い区間ではあるけれど、この辺は上り車線と下り車線がそれぞれ上下に重なっている立体構造になっているので、追越し車線を走っていれば運転席側から景色が良く見える。

特に下り車線は上側に位置するので、東京方面へ向かう時よりも余計に見晴らしが良い。

まぁ、たまに景色に夢中になりすぎてハンドル操作をミスりそうなこともあったりするのですが。

…反省。

それにしても今日は朝から良い天気だったけど、外気温25℃って…。2月の陽気じゃない。

去年の夏はとにかくありえないくらいの猛暑だったけど、この分だと今年の夏もヤバそうかな…。

午後3時。北関東道に入る前に東北道の佐野SA(下り)に立ち寄って休憩。

高速乗ってからここまで丁度1時間で着いたことを考えると、東京って意外とそんな遠くないんですね。

店内ではお土産(主に自分用)を物色。毎度毎度こうやって無駄な出費をしてしまうのが悪いクセだ。

あと当然の如く丁度いい時間に会社に戻れるよう、ここで“時間調整”というやつをさせていただこう(笑)。

いや~今日はホントいい一日でした…。

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