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【冒険その69】お盆旅行Part2.能登の海と古都金沢。

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お盆旅行2日目。

昨日風呂にも入らず、ぶっ倒れるように寝てしまったK’azu。

 

 

目が覚めると午前6時過ぎ。

 

とりあえず昨夜の汗を流すべく温泉に行くことにしました。

 

こんな時間なのでガラガラかと思いきや、結構人がいてビックリ。

やっぱ朝風呂に入る人って結構いるんですね。俺なんか1回入ればそれで十分なんだけどね。

 

ともあれ和倉温泉の湯、確かに堪能いたしました。

 

 

 

温泉を出ると同じ階に開店前のバーがあるのを発見したので覗いてみることに。

ここ、吹き抜けにあるので席から下階を眺めることができるのですが、なかなか壮観な眺めでちょっと感激。

 

昨日ここで一杯やりたかったなぁ~。

 

 

部屋に戻るとすぐに予約してた朝食の時間が来たので、早速会場に向かいます。

 

朝食会場は昨夜の夕食と同じレストランで、席がちょっとした仕切りで区切られていてなかなかいい感じ。

 

 

 

本日は天気も良く、窓から見下ろす眺めも最高です。

 

 

 

 

すでにセットしてある朝食はご覧の通り。サラダだけはサラダバーがあったので、セルフで取ってくるシステム。

生野菜の他にフライドオニオンやカリカリベーコンなどもあって嬉しい限り。

 

 

 

特に美味かったのがこのハタハタとカレイの干物。

ちょうど良い甘辛な味付けにご飯が進む進む…。

 

 

 

普段朝食を食べないK’azuですが、この通りほぼ完食させていただきました。

 

 

部屋に戻るとゆっくり9時半まで過ごした後にチェックアウトに向かいます。

やっぱ朝メシ食ってそこそこのんびりできるってのはいいですね…。

 

帰りがけに冷たい飲み物を売っていたお姉さんとツーショット。

このお姉さん、チェックインの時から何かと娘に話し掛けてくれて娘もすっかり打ち解けていたので記念に撮らせていただきました。

 

こういう一期一会的な出会いがあるのも旅の醍醐味だと思います。

 

 

 

さて、お世話になった加賀屋ともこれでお別れ。

 

よくよく思い出すと、確かにサービスというかスタッフの対応が良かった。

たとえばウチの娘、先程のお姉さんに名乗っただけなのに他の女性スタッフも名前で呼んでくれたのはちょっと驚きました。

 

さすが加賀屋ですね。

 

 

 

2日目は海水浴の予定なので、とりあえず海水浴場があるだろうと能登島の方を目指してクルマを走らせます。

レトロ感満載の駅舎なんかもあって、とにかくのどかで心が癒されます。

 

七尾っていいな…。

 

 

 

景色が古き良き日本の原風景といった感じで、目に入る景色全てがとにかく感動モノ。

まるで『となりのトトロ』の世界観に迷い込んだような印象を受けます。

 

マジで七尾市、移住しようかなって一瞬考えましたね(笑)。

 

 

 

能登島へ行くにはこの能登島大橋を渡ります。

これがまた一本道な上にやたらと混んでいて困った…。

 

 

 

能登島に入ってしばらくは山中を走り続けていましたが、ようやく集落が現れてきました。

右手にあるレトロなバス停がめっちゃいい雰囲気です。

 

まあ、夜とかは怖そうなんですけどね。

 

 

 

やっと着いた海水浴場ですが、時刻もすでに11時半を過ぎていることもあって駐車場はほぼ満車状態。

ビーチからかなり離れた場所が奇跡的に空いていたので、何とか駐車することができました。

 

 

 

本日は快晴ではないですが、その分照りつける日差しがそれ程キツくなくていい感じ。

まぁムチャクチャ暑いのには変わりありませんが。

 

 

 

サッサと海に入ってはしゃぐ娘。

ビビッてまったく海に入れなかった去年と比べると、成長を感じさせます。

 

 

今回はK’azuも童心に返って娘と一緒に海に入りました。

こうしてまともに海入るのって大学の時以来です。あの頃はサークルの仲間と一緒だったっけ。

 

そんな風に懐かしい気持ちに浸りながら泳いでいると、ふとゆらゆらと波に揺れているモノが目に入りました。

 

出ました。お盆過ぎの海に出没する迷惑野郎、クラゲ。

刺すヤツかは分かりませんが、結構なデカさだったので発見した時はかなりビビリました。

 

 

 

 

が…しばらくすると浜辺に打ち上げられてしまい、哀れご臨終状態。

こうなってしまうと子供達の格好の遊びのネタになっていました。

 

 

幸い見かけたクラゲはこの一匹だけだったので、何事も無かったように遊び続けます。

 

その後も海中の岩で足を切ったり(!)と色々ありましたが、それなりに楽しめました。

 

 

 

娘はというとかき氷を食べてご満悦状態。

今回海で使おうと思って買ったレジャーシートを見事に家に忘れてきてしまったので、このパラソルやベンチも借りられてラッキーでした。

 

 

午後1時半を過ぎるとさすがにお腹が減ってきたので、海から上がって昼食を取ることに。

 

幸いこの海水浴場の敷地内には『島の湯』という日帰り温泉施設があり、食堂だけの利用もOKとのことで早速入ってみます。

 

 

 

食堂前にあるこの看板、どうやら名物のバーガーみたいですがなかなか惹かれます。

 

 

 

もう午後2時になろうかという時間なのに、店内はほぼ満席状態。

それでもちょうど空いた席を確保できたので、娘と嫁を残して食券を買いに行きます。

 

 

 

当初は看板にあったのとじまバーガーと、やはり海ということで焼きそばでも食べようと思っていたのですが、なんと焼きそばが痛恨の売り切れ。

さてどうしようかと迷っていると、カウンター前の冷蔵庫にちょうどいいものがありました。

 

 

 

のとじまバーガー(白)とナポリタン。

ナポリタンは冷蔵庫にあったヤツでカウンターのレンジでチンしてもらうのですが、このボリュームで200円はなんとも安い。

 

 

 

まずはのとじまバーガーからいただきます。

いわゆるトンカツバーガーですが、揚げたてサクサクの衣がめちゃくちゃうまい。

カツにはチーズが仕込んであり、これが甘めのソースとマヨネーズに良く合います。

 

これは文句無く当たりでした♪

 

 

続いて安っぽいナポリタン。

お…これも意外と美味い。あんまり濃い味付けではないですが、その分食べやすくてガンガン食べれます。

 

よくハンバーグ弁当とかの付け合せにちょこっと入っているナポリタンといえば分かりやすいかな。

 

 

2品ガッツリ食べて遊び疲れた身体を回復した後は、本日宿泊する金沢に向かいます。

 

再び能登島大橋を渡ります。

右手には朝チェックアウトした加賀屋が見えました。

 

ここからは約2時間のドライブで、DVDを観ながらほぼノンストップでクルマを走らせました。

 

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本日お世話になる『金沢茶屋』。

いわゆる割烹旅館というやつで実はここ、昨日泊まった加賀屋の系列だったりします。

 

金沢駅のすぐ近くにあって便利なのですが、その分前の道が細いので上に駐車場がかなり狭いのでウチみたいなファミリーカーで行くとなかなか難儀します。

 

 

料亭を改築して泊まれるようにした宿とのことで、中はなんとも落ち着いた雰囲気。

 

 

 

案内された部屋は3階で、そんなに広くはないけど落ち着いた雰囲気の和室でなんとも和みます。

漆塗りの見事な真紅の座卓がひときわ目を引きますね。

 

 

 

窓からはちょっとした空中庭園が見えるので、ここでは昨夜できなかった晩酌をぜひともしたいところ。

 

 

 

ここでもやはりウェルカムドリンクは抹茶でした。

お茶請けの黒いやつは黒糖の羊かんで、お茶と相性抜群で美味しかったです。

 

白いのは…なんだっけ…(笑)。

 

 

夕食までまだ1時間程あるので、歩いて金沢駅に行ってみました。

ものの5分ほどで駅に着くあたり、アクセス抜群の旅館だと思います。

 

 

 

有名な鼓門、圧巻ですね。

 

実はK’azuは大学の頃ここ金沢に住んでいたので、気分的には懐かしさでいっぱいです。

ただこの鼓門は大学を卒業して地元に戻ってからしばらくして出来たので、実物を見るのは今回が初めてだったりします。

 

駅前もずいぶんと変わっていて色々と驚きました。

 

 

お土産を買おうと駅構内の金沢百番街に入りましたが、とにかく人が多くご覧の有様。

 

 

 

 

人の多さで熱気もスゴく不快指数がとてつもないですが、ここでしか買えないモノもあるので我慢して列に並びます。

うう…早く出たい…。

 

 

何とか買い物を終えて旅館に戻ると、すぐに夕食の時間になったので浴衣に着替えて館内の食事処に向かいます。

 

 

割烹「つづみ」。

立派なカウンターからしていかにも高級和食店といった感じ。

 

 

 

家族連れのK’azu達は今回こちらの個室で夕食をいただきます。

 

 

 

 

まず出てきたのは加賀野菜をふんだんに使った三十種サラダ。

ドレッシングも金時草(きんじそう)という加賀野菜で作ったフレンチドレッシングで非常にぜいたくな一品。

 

ただのサラダとはいえ、めちゃくちゃ美味いです。

 

 

あまりの野菜の種類の多さに疑う人がいるのか、「ホントに三十種使ってますよ~」という紙までありました。

一つひとつどれがどれなのか確認しながら食べるのも楽しいかも。

 

 

 

娘は子供料理でご機嫌…と思いきや、実は苦手なモノが結構あって参りました。

この中でいうとエビフライに枝豆、そして嫌いなマヨネーズで米を和えた海苔巻きと散々。

 

食べれたのはハンバーグとアメリカンドッグくらい。

そしてそれは昨夜も食べたやつ(哀)。

 

やっぱどうしても子供向けの料理って同じようなモノが出てくるよね…。

 

 

これじゃあまりにも可哀想なので、他に何か無いかとメニューを見ると単品の焼おにぎりがあったのですぐに頼みました。

これなら娘も好きなのでひと安心。

 

ちなみに残すのはもったいないので、海苔巻きやエビフライを食べてみるとこれがまたメチャクチャ美味い。

特にエビフライなんかデカくて身がプリップリな上に衣がカラッと揚がっていて超サクサクでした。

 

そりゃそうだ、だって高級料亭の揚げ物だもの。

 

そしてすっかり忘れていましたが、今回申し込んだプランには2種類の日本酒の飲み比べが付いてきました。

嫁は日本酒が苦手なので、独り利き酒をやってみたいと思います(ちなみにタンブラーのはただの水)。

 

 

 

まずは向かって右側の「竹葉」から。

おお…キリッと後味爽やかな辛口タイプ。美味い…こいつは俺の好きなやつだ。

 

 

 

続いて左の純米吟醸「加賀鳶」。

ん…これも美味い。たださっきの竹葉より少々甘口です。

 

俺的には先程の竹葉に軍配が上がりました。

 

 

 

そんなこんなでちびちび酒を飲んでいると、ひと口サイズの料理が集まったオードブルがやってきました。

こういうのって酒のつまみにぴったりですね。

 

 

 

干しくちこ。

なまこの卵巣を乾燥させた珍味で、この小さいやつで何と50匹分の卵巣を使用しているとか。

 

めちゃくちゃ貴重ですがその分味も抜群にウマく、特に日本酒との相性は最高でした。

 

 

お次はお造りとすっぽん入り茶碗蒸し。

海アリ県の刺身にまずハズレはない。

 

 

 

この頃には日本酒から白ワインにシフトします。

昨夜の轍を踏まないよう、ボトルではなくグラスで頼み量をセーブしました。

 

 

 

スズキのバジルソース。

これ、白ワインと相性抜群で今回一番気に入ったひと品です。

 

 

 

豚肉の煮込んだやつ。

しっかり味が中まで染みていて酒が進みます。

 

 

 

ここでようやくごはんセット登場。

本来ならまだ余裕で食えるのですが、娘の残したモノや焼おにぎりをつまんだりしてすでに炭水化物は過剰摂取状態。

それでも残したくはなかったので、意地でも全部食いきりました。

 

まあ、美味かったから残さず食えたんですが。

 

 

 

デザートは優しい味の杏仁豆腐。

 

さすが加賀屋グループだけあってどれもクオリティの高い料理でした。

 

 

 

夕食を終えると中庭がライトアップされていたので、ちょっと覗いてみました。

なかなか雰囲気があって良いのですが、座るスペースとかが無いのでベンチとかあればもっと良かったかな。

 

 

 

大して歩く距離も無かったのですが、夜の散歩的な感じで娘も大喜び。

 

 

 

部屋に戻って娘が寝静まった後は、嫁と念願の晩酌。

夜の金沢を見ながら飲む一杯は飲み慣れた安い缶チューハイといえど格別です。

 

ただ、眠気がすぐに襲ってきたのでこの一本しか飲めなかったのはちょっと残念でした…。

 

 

楽しかった旅行もあっという間に2日目が終わろうとしています。

さて…明日は美味い寿司を食って帰ろうっと。

 

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