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危険物取扱者 乙種4類(乙4)挑戦記その12

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昨日の続きで、性質と火災予防及び消火のパートを一気に終わらせたいと思います。

 

第一石油類

第一石油類の種類は、非水溶性(ガソリン、ベンゼン、トルエン)(指定数量200ℓ)、水溶性(アセトン、ピリジン)など(指定数量400ℓ)。
ガソリンの特徴は、きわめて引火しやすく、着色されている。引火点-40℃以下、発火点約300℃、自動車ガソリン、工業用ガソリンなどの種類がある。
ベンゼン、トルエンの特徴は、引火点以外はガソリンと同じ性質、引火点ベンゼン-10℃トルエン5℃
アセトンの特徴は、水に溶ける代表。引火点-20℃で静電気の火花で着火することがある。
ピリジンの特徴は、引火点20℃、水に溶ける(指定数量400ℓ)。

 

アルコール類

アルコールの特徴は、水より軽く、水に溶ける。燃焼しても炎の色が淡いため、認識しづらい(指定数量400ℓ)。

 

第二石油類

第二石油類の種類は、非水溶性(灯油、軽油、キシレン、n-ブチルアルコールなど指定数量1,000ℓ)、水溶性(氷酢酸など。指定数量2,000ℓ)。
灯油の特徴は、引火点40℃以上、発火点220℃、蒸気比重は空気の4.5倍。特異臭を持つ。
軽油の特徴は、引火点45℃以上、発火点220℃。静電気を発生しやすい。淡黄色又は淡褐色の液体。
氷酢酸の特徴は、水、エーテルによく溶け、アルコールと反応して酢酸エステルを作る。
n-ブチルアルコールの特徴は、特臭ある無色透明の液体、アルコール類には分類されない。引火点29℃、発火点343℃。

 

第三石油類

第三石油類の種類は、非水溶性(重油、クレオソート油、ニトロベンゼンなど。指定数量2,000ℓ)、水溶性(グリセリンなど指定数量4,000ℓ)。
重油の特徴は、引火点60℃~150℃、発火点250℃~380℃。水より軽く、水に溶けない。

 

第四石油類

第四石油類の種類は、ギヤー油、シリンダー油、モーター油など。引火点は200℃以上。水に溶けない。加熱しない限り引火する危険が無いが、火災になった場合は消火が困難(指定数量6,000ℓ)。

 

動植物油類

動植物油類の特徴は、引火点250℃未満、水に溶けない。アマニ油、キリ油などの乾性油は自然発火しやすい(指定数量10,000ℓ)。

 

原因と対策

灯油とガソリンを販売する場合、事故防止策はガソリンはオレンジに着色、灯油は無色。
固定給油設備の下部ピットは、漏洩しても地下に浸透しないように内側を防水モルタルなどで、防水装置をしておく。
油の流出事故防止対策としては、常に計量口は閉鎖し、通期管は開放のこと。
移動タンク貯蔵所から危険物を荷降ろしする場合、注入するタンクの残油量と発注伝票を確認する。
異なった種類の危険物をタンクに注入する場合は、タンク内の可燃性蒸気を完全に除去してから行う。
鋼製ドラム転倒防止策は安全運転を励行し、横積にして積載してはならない。

 

…一応これでひととおりの範囲内の勉強が終わりました。

明日以降の勉強方法は、地道に過去門を解いていくことになると思います。

あ~めんどくせぇ…

 

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