さて、今夜もお勉強タイムとなりますが
全開までで終わった段階で知識の詰め込みは一区切りついたので、本日から危険物の勉強は練習問題を解いていく方式にしようと思います。
手持ちのテキストによると、法令30問、基礎的な物理及び化学が22問、性質と消火22問と結構多いので、無理せず少しずつ解いていきます。
危険物に関する法令
問題1
消防法別表第一に危険物の品名として掲げられているものはいくつあるか。
A 黄りん
B 硝酸
C プロパン
D 水素
E アルコール類
(1)1つ (2)2つ (3)3つ (4)4つ (5)5つ
答え.(3)
●どれもこれも危険なモノに思えるが、「消防法」というのがポイントでここにおける危険物とは液体と固体のみで気体は一切含まれない。よってプロパンと水素以外の3つ。
問題2
次の文の( )内に当てはまる語句はどれか。
「第1石油類とは、アセトン、ガソリンその他1気圧において引火点が( )のものをいう。」
1 -20℃以下
2 20℃越え40℃未満
3 21℃以上70℃未満
4 21℃未満
5 21℃以下
答え.4(21℃未満)
●この中で引火点が飛び抜けて高いピリジンが20℃。きちんと数字を覚えるのがベスト。だが、この問題に限り20~21℃のラインで紛らわしくしているので、そういった点もヒントとなる。
問題3
メチルアルコールを200ℓ貯蔵している同一の場所に次の危険物を貯蔵した場合、法令上、指定数量以上となるものはどれか。
1 二硫化炭素・・・・・・・ 20ℓ
2 エチルアルコール・・・・100ℓ
3 アセトン・・・・・・・・150ℓ
4 クレオソート油・・・・・900ℓ
5 軽油・・・・・・・・・1,000ℓ
答え.5
●これについてはひとつひとつ計算式を書いて答えを導き出すしかない。多少時間がかかるので、後回しにするのも手。
問題4
第4類の危険物の指定数量について、次のうち誤っているものはどれか。
1 第4石油類と動植物油類とは、指定数量が同一である。
2 第1石油類、第2石油類又は第3石油類に属する危険物は、品名が同じであっても水溶性液体と非水溶性液体では、指定数量が異なる。
3 水溶性の第1石油類とアルコール類とは、指定数量が同一である。
4 第2石油類と第3石油類では、指定数量が同一なものがある。
5 特殊引火物と第1石油類では、指定数量が同一なものはない。
答え.1
●まちがい探し問題。しょっぱなの1が答えであるが、いきなり選択せずに一応他の問題も見ておくのが大切。正しい一つを探すより(明らかにおかしい)誤った一つを探すほうが個人的にはラクな気がする。
問題5
地下タンク貯蔵所を設置し、使用開始するまでの法令上必要な手続き等の順序として、次のうち正しいものはどれか。
1 仮使用承認申請⇒ 承認⇒ 着工⇒ 設置許可申請⇒ 許可⇒ 完了⇒ 仮使用⇒ 完成検査⇒ 完成検査⇒ 済証交付⇒ 使用開始
2 設置許可申請⇒ 許可⇒ 着工⇒ 完了⇒ 完成検査申請⇒ 完成検査⇒ 完成検査済証交付⇒ 使用開始
3 設置許可申請⇒ 許可⇒ 着工⇒ 完成検査前検査申請⇒ 完成検査前検査⇒ タンク検査済証交付⇒ 完了⇒ 完成検査申請⇒ 完成検査⇒ 完成検査済証交付⇒ 使用開始
4 設置許可申請⇒ 許可⇒ 着工⇒ 仮使用⇒ 完成検査前検査申請⇒ 完成検査前検査⇒ 完成検申請⇒ 完了⇒ 完成検査⇒ 完成検査済証交付⇒ 使用開始
5 設置許可申請⇒ 着工⇒ 許可⇒ 完成検査前検査申請⇒ 完成検査前検査⇒ 完成検査済証交付⇒ 仮使用⇒ 完成検査申請⇒ 完了⇒ 完成検査⇒ 完成検査済証交付⇒ 使用開始
答え.3
●一応答えは3のようだが…正直バカじゃねーのといったところ。ややこしすぎるだろ。まさしくお役所仕事って感じだが、これについてはフローを理解するしかない。
本日はこんなところでしょうか。一日5問くらいのペースでちょうどかなと思います。
それではまた次回。
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