どうも、K’azuです。
巷ではオリンピックをやるやらないで騒がれていますが、いろんなところから中止を求める声も多数上がっているようですね。
K’azuも開催には絶対反対で、感染者数が順調に?伸びているのに加えて海外から関係者がドッと押し寄せるというのは、どう考えても状況悪化を招くのは間違いないですね。
でも開催して感染者数が爆発的に増えても、どうせお偉方のクソ共は誰も責任なんて取らないんでしょうね。
…ったく、ただでさえオリンピックなんてモン全く興味が無いのに…(怒)。
とまあそんな憂慮すべき状況ではありますが、こちとらせっかくのGWにどこにも出掛けないのはいかがなものかと思ったので、今回高山村のロックハート城に行ってきました。
中世ヨーロッパ大好きなK’azuはもちろんロックハート城は初めてではないですが、最後に訪れたのはやはり結婚前なのでもう10年以上前になります。
記憶もあいまいだし、どう変わっているか色々と楽しみではありますね。
久々のロックハート城前。
三越デパートのようなライオン像のお出迎えに段々と記憶が蘇ってきます。
入場ゲートをくぐり、いざ城内へ。久々すぎて記憶が全然無く、超新鮮。
こんな感じだったけと思いつつ進むと見覚えのある景色が見えてきました。
これだ…これこれ。
この中世ヨーロッパの街のような石畳にテンション上がります。
ロックハート『城』といってもいきなりお城が現れるわけではなく、敷地内はいわゆる城下町のようになっているのでお城はここからまだまだ歩く必要があります。
すると、向かって正面に見慣れない道が続いていたのでとりあえずそちらに歩くことに。
道の先には「ウィリアムズガーデン」なる庭園が現れました。
これは…記憶に無い。間違いなくここ十年で新しくできたエリアと見た。
門をくぐると紋章とおぼしきレリーフがお出迎え。
以前ご紹介したボタニックガーデンを彷彿とさせる立派な庭園ですね。だだ、あちらは2020年12月20日をもって惜しくも閉園してしまったとのことで非常に残念。
実は今回、本来は近場であるそっちに行く予定だったんですよね。
でもこちらの庭園も負けず劣らず立派で大満足です。
石のテーブルなんかもあったりしてなかなかセンス良し。
さらにアヒルを飼っている池も。
見ていると近寄ってきたりして結構可愛い。
そして少し高台に上ると庭園を挟んでお城が見えます。
この景色はちょっと他では見れないものすごく立派なものですね。ただ背景の鉄塔がかなり邪魔ですが(笑)。
高台をの先には道があり、風と光の丘という看板と共に石段が。
当然初めてのエリアなので、行ってみることにします。
石段を上がりきると、そこには霊廟のようなものがありました。
先に訪れたカップルがなにやらやっとりますね。
カップルが去った後、中を覗いてみるとマリア像のようなものと小石のようなものが入ったお皿があります。
横にある説明書きを読むと、どうやら取った石に書いてあるルーン文字によって占いができるみたい。
K’azuが取ったのはこちら。ルーン文字の説明書きが傍にあったのですが、石の文字が消えかけててちょっとわかんないですね。
まあそこらの石にスタッフがマジックで描いたやつなんでしょうね(笑)。精巧に彫ってあるとかならともかく、いかにも手書きなので、例え良い結果だったとしても有難みはあまりないです。
まあこんなモンでしょうと石段を降り始めます。
すると…足元の落葉の上で細い紐が動いていました。
と思ってたら蛇でした。野生のヤツ久々に見ました。さすが山の中だけありますね。
ひとしきり庭園を堪能した後は、お城目指して歩きます。
途中、お土産屋の横を通りましたが、今買っても荷物になるだけなのでここはいったんスルー。
道中、お守り?を大量に括り付けられたヨロイが鎮座。なんかちょっと憐れ。
どんどん進むといよいよロックハート城の本丸が見えてきました。
見えてきました。こちらがロックハート城。
個人的にはファンタジックなディズニーのシンデレラ城よりも飾り気の少ないこちらの城の方がリアリティがあってスキですね。
荘厳な見た目にやはりテンション爆あげ。
とりあえず上って娘と一緒に記念撮影。
見下ろすと大きなレストランが。ここは後で要チェックですね。
そして犬を連れたお客の姿も見える。基本屋外施設なので動物はOKらしい。
コスプレした姉ちゃんが花摘みしてます。
花摘みってたしかションベ…
いや、何でも。
気を取り直して城内に入ると、さすがの様相に圧倒されます。
エントランスは吹き抜けになっており、天井ははるか高く立派なもの。
入口左手のエリアはまるでホテルのロビーのよう。
まずはこちらから探索してみることに。
ふと見ると先程のワンコを連れたご婦人が。
おいおい…外ならともかく、城内まで犬いいんか?
部屋の奥には「香水の部屋」という看板と地下に降りる階段が。
ちょっと興味があったので覗いてみることに。
階段を降りると広い空間が広がっていて、そこには世界中から集められた1,000点を超える香水のボトルがズラリ。
ブルガリや
シャネルなど有名ブランドもごらんの通り。ここは香水好きな嫁が一番食いついていました。
実はK’azuも香水は香りよりもその色とりどりのボトルが好きで、一時期コレクションしていた時期があります。
しかしそんな両親をよそに香水なんぞに興味が無い娘はというと、ワンコと戯れておりました。
続いて入口右手側の部屋を覗くと、こちらは色々な小道具が展示されています。
部屋の中はさながら博物館みたいな雰囲気。
ガラスケースにはガチの王冠が展示されていました。こんなのフィクションでしか見たことない。
略式のいわゆる額冠とはまるで違う『ザ・王様』な王冠。これはちょっと欲しいかも。
王冠被るのは無理でしたが、玉座には座れました。
部屋の奥にはプリンセス体験専用のフォトスタジオがあり、こちらも写真映えするお洒落な家具がたくさん。
専用とはいっても使われてなければ一般客も自由に入って写真撮ったりできるので、バシバシ取りまくり。
散々写真を撮って部屋を出るとそこには…
でたな真実の口。
コイツを観たからにはやらねばならないお約束。
これでしょう。
20年前に本場ローマでもやりましたが何か?
1階をあらかた見尽くした後は階段を上り2階へ。
階段を上がりきるといきなりお土産ショップの店内に出ました。これは驚き。
雑貨が多く、見るだけで楽しそうなお店です。
他にもクッキーとか缶入りの紅茶とかもあって、まるでイギリスのお土産屋さんみたいですね。
店を奥に抜けると、でかいテディベアが。あっ…こいつは昔見た覚えがある。
背後に立派な鎧が飾ってあるけど、置物というよりもまるで社長秘書のよう。
ここからは名俳優だった津川雅彦氏自慢のコレクションが展示されているサンタミュージアム。
ご覧のとおり古今東西集められたサンタ人形が所狭しと飾られています。
中でもひときわ目を引くのがこの等身大サンタ
リアル過ぎて怖ぇっす…
顔のシワはともかくシミまで再現しなくてもと思わなくもない。
こちらもでかいけど、もうちょいマイルドなサンタ。
ロックハート城名誉城主の故津川雅彦氏。
個人的にはサラリーマン金太郎の時の立派なヒゲを蓄えた印象が強かったですね。
今思い返すと正に“リアルサンタ”って感じでした。
鬼滅の刃の主題歌で有名なLiSAさんもこちらでアルバムブックレットの撮影を行ったようです。
そろそろ腹が減ってきたので外に出ると、城の脇にはクラシカルな車が展示されていました。
結婚式なんかのイベントで使用するそうで、ちゃんと動くように整備されています。
昼メシをどこにしようかと、まずは城から見えたメインと思わしきレストラン「ビッグハート」を覗いてみました。
が…メニューを見たところ、これといって惹かれるものが無かったのでここはちょいとパス。
雰囲気とか悪くないんだけどね。
入口近くにあったカフェも見てみようと歩みを進めると、途中サインギャラリーがありました。
ここを訪れた多くの有名人が描いたサインが展示されています。
個人的にロックハート城といえば深キョン(富豪刑事デラックス)のイメージが強いですね。
あと堂本剛版のドラマ「金田一少年の事件簿」の“蝋人形城殺人事件”のエピソードでもここが撮影に使われていました。
なぜか新日本プロレスのサインも。
う~ん…レスラーがココにどんなイベントで来たのか想像がつかない。
K’azuが大好きな広瀬アリス女史のものもあったけど、なぜか斜めっている。
スタッフさんちゃんとなおしとけよな。
それにしても…普段地味な群馬でもこんな唯一無二のスポットがあるおかげで有名人がたくさん来てくれるのはありがたい。
そして入口近くまで戻ってオープンカフェテラス「パトリシアへ」。
おすすめメニューである煮込みハンバーグに惹かれたので、昼食はココに決定しました。
数量限定とあるので、こういうのに弱い単純なK’azu。
ここではわんこと三たび遭遇。なんだか縁があるなぁ。
最初にK’azuと嫁にサラダが運ばれてきました。
あれ…さっきの写真ではたしかサラダってワンプレートに乗っかってたけど、別皿なのかな。
と思いつつメインを待ちながらサラダをつつきます。
待つこと15分、メインのハンバーグが到着。
やっぱりこっちにもちゃんとサラダついてる。
カレー好きな嫁は「翔んで埼玉ロケ地カレー」をオーダー。
皮をカリッと焼いたチキンが乗っていてこちらも美味そう。
ちなみに看板に載ってたこのカレーのキャッチフレーズは『群馬県民にはそこらへんのカレーでも食わせておけ!』(笑)。
ナポリタン。
やや味が濃い目だけど美味い。ハンバーグの付け合わせかと思いきやまさかの主食扱い。
同じように濃いハンバーグのお供としては普通の白飯の方が良かったかも…。
というか、最初これ+ライスが付くもんだと思ってました。
まぁ、それだと多すぎるか…。
デザート別腹な嫁と娘は食後にワッフルを注文。よく食えるなー。
テラス席の気持ち良さも相まってとても満足なひと時でした。
その後は最初スルーしたお土産屋を物色。
ここ、入り口が3つくらいあるので全部別の店かと思いきや中でこんな風に1つにつながっていました。
時間的に帰りモードになったので、最後にこれまた入口付近にあるストーンアカデミーという施設を見学。
入口左手の部屋に入ります。
ストーンというからどんな石があるのかと思ったらまさかの化石。
フロア中央にはこんなデッカイのがデーンと置かれていました。
右側の部屋には天然石がたくさん。こちらの床にはアメジスト(紫水晶)がどーん。
続いて訪れたのは『ペインティングストーン ミュージアム』
ペインティングストーンってなんぞやと思って入ったら…
石に色を塗った色々な作品が展示されていました。
その石の形から何を感じるか人それぞれで、制作者のセンスを感じさせます。
そして色の塗り方自体も上手でかなりハイレベル。パッと見本物っぽく見えるのもあり、リアルで楽しい。
生き物ペイントもおもしろいですね。
最後は駐車場とつながっているストーンショップでお買い物。
今日は嫁と揃って娘にさんざん買わされたな…(笑)。
駐車場をふと見ると、恐ろしいことに練馬ナンバーの観光バスがこんなところに。
県を跨いでの移動はご法度なんじゃなかったっけ?
そして最後はお約束の永井食堂でもつっ子買って帰りました。
今回はちゃんとお客さんが入っていて営業していてひと安心。
そんなこんなで結構急に決まったロックハート城でしたが、親子共々1日楽しめて良かったと思います。
まだまだ収束の見えないコロナ禍。落ち着くまでは大っぴらに遊びに行けないので、あとは夏にキャンプ行くくらいかな…。
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