どうも、K’azuです。
毎日暑い日が続いていますね。みなさん夏バテとか大丈夫でしょうか?
さて、待ちに待ったお盆休みに入りました。
ウチの会社は8月11日~15日までの5連休に突入です。
我が家の恒例となった夏のお出掛けですが、今年は石川県に行って来ました。
初日は七尾市の和倉温泉に、2日目は金沢市内に宿泊の2泊3日の日程となります。
色々と疲れたりもしましたが(笑)、今回はその様子をお伝えしたいと思います。
今回の出発は昨年の伊豆の失敗を生かして、早めの朝6時。
幸いにも天気に恵まれ良く晴れた日差しの中、上信越道をひた走ります。
しばらくは渋滞に引っ掛からず快調に飛ばしていましたが…
更埴JCTに差し掛かると…とうとう来ました、恐怖の渋滞。
とはいえ前回の伊豆と違って渋滞自体はそんなに続かず、それ程ストレスを感じることなく運転できました。
一車線の対面通行になっているところだけちょこっと詰まる感じ。だいたい20分走って5分くらいの割合でしょうか。
スイスイ進む進む…
ただ…単純にキョリが長かったけど。2時間のDVD3本見ちゃいましたね(笑)。
その後高速を下りてDVDではなく地元ローカル番組を流しながら走っていると、たまたまCMで『道の駅 新湊』が流れました。
偶然近くを走っているところに名物「白エビのかき揚げ丼」とやらを大々的にアピール。
ちょうど昼時だし…これは願ってもない情報っ…!
というわけで、すぐさま件の道の駅をナビでサーチし、寄ることにしました。
道の駅新湊。デカデカと「白エビ」と書いてあるあたりやはり推している感じ満載。
お昼時とあって、店内はなかなかの混雑ぶり。
件の白エビ丼はレストランで食べれたようですが、どうやら20分くらい待つみたいなので今回は断念してフードコートを利用します。
何とか席も確保できてラッキーでした。
ザルそば(440円)と白エビかき揚げ単品(190円)を購入。
ここにきてやはり白エビは外せないでしょう。
では、まずは蕎麦からいただきます。
おぉ…これは、ツルッと滑らかな食感。
それでいて適度にコシがあってなかなかうまい。
これはあれだ…いつか食べた大釜の蕎麦に似ているかも…。
空腹も相まってドンドンすすっちゃいます。
そして白エビのかき揚げ。
揚げたてのようで、サクサクしてとても美味しい。
ほんのり効いた塩味が素材の味を生かしていて、白エビの風味と甘い玉ネギがベストマッチ。
これがまた蕎麦にめちゃくちゃ合って大満足でした。
当然のように完食。
予想を超えたクオリティーにちょっと驚きました。
フードコートのメシだと完全に侮っていましたね…。
お腹がいっぱいになるとお土産コーナーを物色。
ここでは親戚のお土産用に白エビのおかきを数個購入しました。
お菓子類は初日に買っても問題無いのが良いですね。
お土産コーナーの隣はレストスペースで、巨大な水槽があったりして結構楽しい。
道の駅を出発すると、後は氷見市の海沿いを北上します。
青く綺麗な日本海を見ながらのドライブは、否応なしにテンション上がります。
ココまで来ればあとひと息。
しばらくすると今度は景色がガラッと変わり、気が付くと石川県は七尾市に入りました。
今まで海ばかりだったのがいきなり山の風景になるので、結構驚きます。
そして民家やお店も見え始め、いかにも町中という雰囲気になってくると…
見えて来ました、本日宿泊する『加賀屋』です。
日本一のおもてなし旅館として有名で、誰もが「一度は行ってみたい」と言う噂の加賀屋。
外観は確かに立派だけど、この規模の旅館はさして珍しくはないが…さてさて。
スタッフにクルマのキーを預け、いざ入ります。
現在丁度午後3時をまわったところで、フロントはチェックインの客でごった返し状態。
この水色の着物を着ているのが恐らく若女将ですね。
元大手航空会社のCAとのことで、後で知りましたが昨年かの『情熱大陸』に出演もしたようです。
予備知識を兼ねてちょっと見ておきたかったなと思いますね。
すぐに部屋に案内されると思いきや清掃状態の最終確認があるとのことで、ひとまずラウンジに通されました。
ここからは海が一望できて、素晴らしい眺めに思わず見入っちゃいました。
席に着いてすぐに本格的な抹茶とお茶うけのお菓子がウェルカムドリンク的に出されました。
こういうの初めてですが、さすが高そうな玉露。苦味の中にほのかに旨味みたいなのが感じられます。
でも俺は冷たい綾鷹の方がスキだけど。
意外にも娘がこの抹茶を気に入ったようで…
全部飲み干しました。…結構なお手前で。
その後案内されたお部屋はこんな感じ。
そんなに広くはないけど、3部屋がふすまで仕切られているのでちょっとお徳。
イスとテーブルがあるスペースが分けられているのは、子供が寝た後に一杯やりたい俺にとっては有り難いですね。
残念ながら海側の部屋ではないので、窓から見える景色は和倉温泉の街中。
とはいえ、この高さから温泉街が一望できるのはなかなか良い眺め。
オーシャンビューではないのでその分安かったのですが、これはこれで悪くないですね。
というか、夜になると何も無い海側よりもこちらの方が恐らく夜景がキレイなはず。
例の如く嫁がエステを予約しましたが、開始まで小一時間あるので外に散策に行くことにしました。
1階にある売店通り、通称『錦小路』。
この通りには売店や居酒屋、お土産処が所狭しと軒を連ねていて見ているだけで楽しくなります。
どの店も10時まで開いているとのことなので、夜にゆっくり見てみようと思います。
外に出て旅館と海の間にあるちょっとしたスペースを散歩。この銅像は加賀屋の創業者なのでしょうか…。
ここにはベンチなどもあり、夜とかにはここに座って海を眺めながら一杯やるのもよさげ。
それにしても素晴らしい眺め。
やっぱり海が見える部屋も良かったかなと思い始め…ない。今回はあの景色が見える部屋でいーんです!
安かったし…(笑)。
気を取り直して周辺の温泉街を歩いてみます。
加賀屋から歩いて5分の場所にあるアメリカンテイストなカフェ「リトルピクニック」。
和倉温泉の街中にあってひときわ異彩を放つお店ですが、美味そうなハンバーガーが食べられるようで気になります。
ここも余裕があったら夜に来てみたいと思います。
こちらは湯元の広場。
ちょっとした観光名所のようで、観光客で賑わっていました。
シラサギのブロンズ像の中心には源泉が湧き出ていて、どうやらココで温泉卵ができるみたいです。
なるほど、近くの店で「生卵あります」とか書かれていたのはこれのためだったのね…。
部屋に戻ると嫁はエステに行ってしまったので、なんとなくテレビを付けると月曜から夜更かしがやっていました。
再放送なのかこの地域の本放送なのかは分からないけど、土曜の昼間とあってはタイトルと全然合ってない。
娘はというと、浴衣に着替えてご満悦。
去年も思ったけど、このくらいの女の子が浴衣着ると座敷わらしみたいだ。
6時半になると嫁が戻って来たので、夕食会場に向かいます。
海に沈む夕日が、これまたなんともいえない良い景色。やっぱり海が見える部屋が良k(ry
席に着くと既に料理がセットしてあり、否が応にもテンションが上がってきます。
何気なく飲み物のリストに目を通すと、加賀屋オリジナルワインなるものがありました。
お値段なんと1本9,000円也(税別)! 高っけぇ~!
でも…
せっかくなので頼んじゃいました。
だってグラス1杯で1,500円ならぜったいコッチの方がトクだし。
というわけで加賀屋自慢の赤ワイン、いただきます。
美味い。
王道のフルボディに鼻腔をくすぐる芳醇な香り。
防腐剤の香りも一切無く、普段飲んでるカベルネソーヴィニヨンとは比較になりませぬ。
あとはコレに合う料理がなるべく出てくるのを祈るのみ。
めちゃくちゃ美味そうなお造り。ウニが殻付きってのは初めてかも。
まずは中トロ。
間違いない、ウマい。
海が近いだけあって新鮮なのか、それともこういうシチュエーションで食べるからなのかとにかくうまい。
続いて初体験、殻付きのウニをいただきます。
おお…全っ全然臭みなし!ウメェ!
これなら普段ウニが苦手って人でも食べられるな…。
メインは選択式で、能登牛のステーキかノドグロの焼か…
どちらも捨てがたいけど、赤ワイン飲んでる俺にとってはもはや一択でしかない…
そりゃあもう…ステーキでしょうよ。
いい具合にサシが入った肉が丁度いい焼き加減で高級ワインのお供にぴったりですわ。
とにかくやわらかくて、口の中からすぐに消えます(笑)。
嫁はノドグロをチョイスしましたが、案の定こちらの肉を味見したがりやがりました。
ったく、だったら初めから肉頼めっての。
心の狭いK’azuはこの女性特有の「ひと口ちょうだい」精神がどうにも苦手で…(苦笑)。
その後もご飯やらお吸い物やら出てきて大満足。
もうお腹パンパンでございます。
この辺りになると娘は飽きてきたようで、段々落ち着かなくなってきました。
それを察したスタッフが気を利かせて塗り絵を持ってきてくれたので、事なきを得る。
こういうサービスがあるあたり、やっぱり子供ってどこもこうなんだろうな~。
でもってシメに蕎麦なんか出て来るところがまたニクイ。
この蕎麦がまた美味く、これだけ満腹でも別腹のようにスルスル入ってしまうのが不思議。
ワインも進む進む…
ラストのデザートは金粉乗せのゴージャスな甘味。
普段甘いものを食べない俺でも美味しくいただけました。
もう全てが大満足です。
食事が終わると、近くでやっている夏まつりの抽選券をくれたので、会場に行ってみました。
どんどん番号が呼ばれる中ちょっと期待してドキドキしていましたが、ウチらはとうとう当たりませんでした。
まぁ、この雰囲気を味わえただけでも良かったと思います。
外に出たついでに昼間見た湯元まで足を延ばすと、キレイにライトアップされていました。
ちなみにやはり昼間見かけて気になっていたカフェ「リトルピクニック」は、既に閉店していました。
なんだ…そんなに遅くまでやってる店じゃないのか…残念…!
少々がっかりして部屋に戻ることに。
夜空に佇む加賀屋は幻想的で素晴らしいです。
で…
この景色を最後に記憶が途切れました…。
どうやら部屋に戻るなり酔いつぶれて寝てしまったようです。
朝早かった上に9時間の移動に加えて結構な量のアルコールが入りゃそりゃ潰れますわな…。
部屋で独りゆっくりと晩酌するという野望はアッサリ潰えましたとさ。
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