こんばんは、K’azuです。
約三ヶ月に渡って投稿してきたこのカテゴリーも6月25日の危険物取扱者乙種4類の試験日をもって終了となります(合否は別として)。
明日は試験前日ですが色々あって勉強する時間が取れそうもないので、本日が実質最後の悪あがきですね(笑)。
それでも悔いの無いよう頑張っていきたいと思います。
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法の続き
問題18
重油の性状として、次のうち誤っているものはどれか。
1 不純物として含まれている硫黄は、燃えると有毒ガスになる。
2 褐色又は暗褐色の液体である。
3 水に溶けない。
4 種類などにより、引火点は若干異なる。
5 発火点は、70~150℃である。
答え.5
●重油の発火点は250~380。『油』と名乗っている割には意外と燃えにくい印象を受ける。こういうのは結構大事で、先入観で答えを選択してしまい減点を食らってしまうことがよくあるので、正しい知識を頭に入れておこう。
問題19
動植物油類について、つぎのうち誤っているものはどれか。
1 引火点以上に熱すると、火花等による引火の危険性を生じる。
2 あまに油などの乾性油は、ぼろ布等にしみ込んでいると自然発火することがある。
3 水に溶けない。
4 てんぷら油が燃え出したとき、それに注水すると危険である。
5 引火点は、100~150℃程度である。
答え.5
●引火点250℃未満。いちおう合ってなくもないが…ここまで乖離していればダメということで(笑)。
問題20
次のA~Dは危険物を引火点の低いものから高いものへ順に並べたものである。正しい組合わせは次のうちどれか。
A. 軽油 アセトン シリンダー油
B. クレオソート油 重油 ジエチルエーテル
C. 自動車ガソリン 灯油 グリセリン
D. 二硫化炭素 メチルアルコール ギヤー油
1 AとB
2 BとC
3 CとD
4 AとBとC
5 AとCとD
答え.3
●C=自動車ガソリン(-40℃以下)⇒ 灯油(40℃以上)⇒ グリセリン(160℃)
D=二硫化炭素(-30℃以下)⇒ メチルアルコール(11℃)⇒ ギヤー油(200℃以上)
となるが、これはもう覚えるしかない。小細工無用。
問題21
次の事故事例を教訓とした今後の事故防止対策として、次のうち誤っているものはどれか。
「タンクローリーの運転手が、ローリー配管に残っているガソリンをペール缶に抜き取り、更にこのガソリンを金属製漏斗を使用してポリ容器に移し替えていたところ、発生した静電気がスパークし、ガソリン蒸気に引火したため火災となり、タンクローリーの運転手が火傷を負った。」
1 ガソリンを取り扱う容器は、ポリエチレン製でなく金属製とし、かつ、接地(アース)する。
2 静電気が逃げやすいように散水してから行う。
3 できるだけ流速を早め、移し替えは短時間に行う。
4 危険物の取扱作業は通風、換気のよい場所で行う。
5 着用する衣類等は、帯電しにくい材質のものとする。
答え.3
●流速を早くしたら静電気の発生を促してしまい、大変危険。ここは流速を遅くして静電気の発生を抑制しなければならない。基本、静電気関連は常識的な考えが通用するのでラク。
問題22
油槽所から河川に、非水溶性の引火性液体が流出している場合の処置について、次のうち適当でないものはどれか。
1 オイルフェンスを周囲に張りめぐらし、引火性液体の拡大及び流動を防ぐとともに回収装置で回収する。
2 引火性液体が河川に流出したことを、付近、下流域及び船舶等に知らせ、火気使用の禁止等を呼びかける。
3 流出した引火性液体を、堤防の近くからオイルフェンスで河川の中央部分に誘導し、監視しながら揮発分を蒸発させる。
4 大量の油吸着剤の投入と、又引火性液体を吸着した吸着剤の回収作業とを繰り返し行う。
5 河川への引火性液体の流出を防止するとともに、火災の発生に備え消火作業の準備をする。
答え.3
●オイルフェンスを使うのはいいが、中央部分に誘導して監視しながら揮発分を蒸発って…(笑)。なんとも消極的な…もっとアクティブにいこうぜ!
勉強を終えて…
3月の後半から勉強を始めて早三ヶ月。二日後に試験を向かえる心境としては…まぁよく続いたなといったところでしょうか。途中、職場の後輩の退職も相まってモチベーションがガタ落ちとなりましたが、一応持ち直して勉強を続けてみました。
とは言え勉強半分、ブログ発信といった内容なのでどこまで頭に入ったか分かりませんが…
とりあえず、明後日の本番は全力を尽くしたいと思います。
それでは!
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