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男の本能、サバイバル。

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Survival:〔生き残ること、生存、残存、残存者、遺物〕英和辞典 Weblio辞書より

 

 

サバイバル…

実にいい響きですね。

 

K’azuが最も好きなこのブログのタイトルにもなっている「冒険」に匹敵するくらい心惹かれるフレーズである。

過酷な状況下で持てる知識と経験をフルに生かし、生き延びることに全力を尽くす…恐らくそこにはある種のロマンがあると思う。

社会的地位や経済力といった不公平なモノを取っ払ったヒトとしての素の生存力を試されるので、どこか本能に訴えかけてくるとこなんかも惹かれる理由なのかもしれない。

 

今回はちょっとそんなサバイバルについて語ります。

 

 

 

移動か、待機か

まずサバイバルというやつはとりあえずはその場所を動くか、待機して救助を待つかという選択から始まる。

生き残ることが第一目標なので周囲の状況が把握できない時や動き回ると危険な場合、家族の通報などで救助が見込めそうならばその場で待機がベストだ。

動き回れば当然体力も消耗するし、腹も減って喉も渇くのでそれらが補給できなければ非常に危険だ。特別にサバイバル技術や非常食なんかの備えの無い状況であっても、動かなければ通常2、3日は持つ。

水さえどうにかなれば人間、食わなくても1ヶ月くらい大丈夫なんだから少しくらいガマンしてみる価値はある。

特に雪山(特に悪天候)で遭難した時などはヘタに動くと体力の消耗から即、死に直結するのでシェルターを作って救助を待つのが間違いない。

 

 

逆に、待っていても救助が期待できない時や水がすぐに確保できないようであれば、自分で積極的に移動して救助を求めなくてはならない。

この場合も基本は他人の救助に頼るというのが大前提のため、最終的にはどこか人気のある所まで出ていくのが目的となる。

 

当然「どの方角に向かって移動するか」というのが最も大事な要因で、これを見誤ると最悪の結果が待ち受けているためココは最も慎重に判断するべきだ。

 

 

食料調達

続いてサバイバルには基本ともいうべき食料や水の問題が浮上してくる。

まずサバイバルというやつはキャンプやバーベキューなどに代表される通常のアウトドアとは一線を画す。

食材に加え道具まで持ち込めるBBQなどとは違い、基本は食料は現地調達だし道具も良くてナイフ1本といったところだろう。

 

それでもナイフがあれば出来る事が大幅に違ってくるので、その存在感は凄まじい。

 

 

また、守備よく食べられそうなモノを発見したからといってそれが食べても安全かどうかというのはまた別の話で、食べられる食材と食べちゃヤバい食材の見分け方から始まり獲物の捌き方や危険な野生動物の対処法など要求される知識と経験が山ほどある。

そして2~3日くらいならただ腹を満たすことだけを考えれば良いのだが、これが10日以上続くような長期戦になってくると塩分やビタミン類といった栄養素の補給も考えなくてはならない。

山での遭難時に野ウサギの群生地を見つけてそればかり食べていた男が栄養不足で死んだケースもある(ウサギの肉からはタンパク質以外の栄養が殆ど摂れない)。

 

山や島など元々食料が豊富にある場所だけでなく、砂漠や雪山などの極地、果ては遭難状態の船上など「生き延びる」こと自体が難しいケースも想定される。

そんな状況下では元々所持している食料や装備に全てがかかってくるので、どこへ行くにも非常時を想定した準備をしておきたい。

 

 

サバイバルのスペシャリスト・軍隊

そしてサバイバルと切っても切れない関係にあるのがいわゆる軍隊である。

潜入作戦においての敵地での持久戦や、あらゆる戦場を想定し極地でのサバイバル訓練を積んでいる彼らはいわば生き残りエキスパートだ。

わが国では陸上自衛隊のレンジャー課程において選ばれた精鋭がその技術を習得している。

 

ちなみに現在刊行されているサバイバル関連の書籍なんかは元特殊部隊員や元教官などの軍隊経験者がその知識を元に執筆していることが多い。

 

K’azuもそのテの本は何冊か持っているが、食料の調達から怪我の手当て、寝床の確保などそういった「生き残り」のノウハウには本当に感心させられる。

内容も広範囲に渡り、格闘術をはじめトラップの設置方法、交渉術や閉じ込められたときの脱出法などサバイバル以外のことも網羅しているので、ただ読んでいるだけでも楽しいし、何よりとても勉強になるのがいい。

 

そういう技術をマスターして実際に役立ててみたいというのが昔からの目標の一つでもありましたね(笑)。

 

まぁ本の内容を全て頭に入れるのは難しいものの、1冊を常に所持していればイザというときの心強いマニュアルになってくれると思う。

 

 

 

メディア

ところで今更ながら今回サバイバルについて書いたのは、実は最近YouTubeでディスカバーチャンネルにハマッているからなのです(笑)。

チャンネル内でオンエアされているドキュメンタリー番組『MAN vs. WILD』

元イギリス軍特殊部隊SASの冒険野郎ベア・グリルスが様々な環境下(どれもかなり過酷)でガチサバイバルするこの番組は、ベアの非常に分かりやすい解説もあって非常に面白い。

特に生きたままの虫や動物の死骸などを躊躇無く、そして超マズそうに食べる姿は必見。まさに食欲の湧かない飯テロといえる(笑)。

 

再生回数も凄まじく、どのシリーズも20万回を優に越えるのでいかに人気があるかおわかりいただけるだろうか。

 

 

そしてサバイバルはTVなんかでも結構人気があるジャンルのようで、最近ではTBS系列で不定期に放送されている『アイアム冒険少年』なんかが非常に楽しい。

あれは正確にはサバイバルというより脱出番組であるが、ノリは近い。

やはり脱出アイテムに頼る女性タレントなんかよりも体一つで食料の確保からイカダ製作までこなすあばれる君やオードリー春日の方を応援したくなる。

春日はともかく正直あんまりパッとしなかったあばれる君が、あそこまでキャラが立って化けるとは思いもしなかったけど。

いや…あばれる君は最近は激辛チャレンジの方で活躍しているか…(笑)。

 

 

そして同じくTBSのもうひとつのサバイバル番組『世界極限サバイバル!』

 

水の確保や食糧調達、シェルター設営など、サバイバルの知識やテクニックを使ってジャングルや砂漠、寒冷地域など極地で100時間生き延びることに挑戦してきたこの企画。

武井壮が常連メンバーとなっていて、こちらも負けず劣らず面白い番組なのだが人によって割り当てられる地域にかなり差があるので、冒険少年以上の不公平感が否めない。

だって川が近くにある上に食料豊富なジャングルと殆ど何も無い灼熱地獄の砂漠や極寒の地じゃ勝負にならんでしょ。

冒険少年の脱出アイテムはいわばサバイバルマスターあばれる君と女性タレントの差を埋めるハンデみたいなもんだし…。

 

ちなみにこちらは2016年の1月にオンエアされた第3弾を最後にパッタリやってないので、もしかすると続編は作られないのかもしれない。予算の都合か果ては視聴率が思ったより奮わなかったかは定かではないけど、放送されれば必ず見るシリーズだけにそうだとしたらとても残念でならない。

 

またオンエアしてくんないかな…。

 

 

……

おっといけない、最後はなんだかサバイバル番組レビューみたくなってしまった…(笑)。

 

 

それはともかく、窮地に陥ったときに自分の力だけで何とかできるって男ってのはやっぱり誰が見てもカッコイイ。

今回はそんな憧れを思い出しながらあれこれ語ってみました。

 

どんどん過酷な状況になっていくこの日本という国において、是非とも生き残っていきたいモンですねぇ…(笑)。

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